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クレアチニンを下げる!腎臓病改善が期待できる食事とは

作成日:2020年3月10日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
栄養バランスのよい食事をとりたい方へ、お弁当の無料試食はこちらから!

クレアチニンを下げる!腎臓病改善が期待できる食事とは

多くの方は普段の暮らしの中で、胃の調子が良くないとか腸の働きが良くないとか、そういう話をすることはあっても「腎臓の調子が」と話題にしたり働きを意識したりすることはほとんどないでしょう。また、腎臓は他の臓器とは違い「かなりがまん強い」ので、少しくらい苦しくなっても、負担が多いと感じても私たちにわかりやすいサインを送ってきません。そのため自覚症状がないまま、病気が進行してしまったという方もいらっしゃいますし、今も気づいていないままの方もおられるのではないかと思います。

今回は、このような大変がまん強い腎臓病を見つける基準となる「クレアチニン」を下げるために期待できる食事のポイントや、気づきにくい腎臓病についてご紹介していきたいと思います。

クレアチニンが高くなる腎臓病とは

暮らしの中でほとんどの方が意識することのない腎臓。でも、健康診断や他の治療で血液検査をすると「クレアチニンが高いですね」と指摘されたことはないでしょうか。この聞き慣れない「クレアチニン」とは、腎臓病に気づくきっかけになる数値なのです。

腎臓の役割を知っておこう

クレアチニンの説明の前に、意識することがほとんどない「腎臓」の役割についてご紹介しておきます。

(1)腎臓は2つある

腎臓は胃や腸、肺などと比べと、そんなに大きな臓器ではありません。大人のにぎりこぶしくらいの大きさで、脊柱をはさんで左右に1つずつあります。

(2)腎臓の役割

腎臓は毎日休むことなく静かに仕事をしています。どんな仕事をしているのかというと、私たちの体の内部で発生した「老廃物」を体外へ排出する重要な役割を担っています。血液は私たちの体の隅々にまで、新鮮な酸素や栄養分を運びます。そして運んだ代わりに、体内で発生している不要な成分

・炭酸ガス
・尿素
・尿酸
・クレアチニン
・アンモニア

など「老廃物」と呼ばれるものを受け取って循環します。こういった老廃物は体にとっては不要ですし、そのまま体内で増え続けると有害になるので、老廃物を含んだ血液を濾過し体に必要なものだけを循環、必要でないものは体外へ排出したいのです。この必要なものと不要なものを選別する「濾過」の役割を担っているのが「腎臓」なのです。

(3)どうやって排出されるの?

腎臓で濾過された排出物は、腎臓で作られた尿を使って体外へ排出します。ということは、尿が適切に作られて排出されないと、老廃物がどんどん体の中を巡ってしまうということがわかります。これは、どのように考えても健康的な状態ではありません。放っておくと何らかの病気を引き起こす原因になるように感じます。

(4)体内水分の調整もしている

腎臓は「尿」を作っていることからもわかりますが、体内に必要となる水分と電解質のバランスも調整しています。成人の水分量は体重の約60%と言われていますが、この微妙な数値を維持しているのも腎臓の働きがあってこそなのです。

(5)骨にも関係している

腎臓ではホルモンの分泌も行われているため、血圧の調整にも関係しています。また、腎臓が健康に働くことで、骨を強くするのに不可欠なカルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」の活性化を助けています。このように腎臓の役割は、体の健康の根幹に関わることが多いため、意識していないと体の中心から病気を引き寄せてしまうこともあるのです。

腎臓病の原因とは

腎臓は私たちの健康と切り離して考えることはできません。では、どうしてこのように大切な臓器である「腎臓」が病気になってしまうのでしょうか。腎臓病が進行すると、老廃物が濾過されにくくなり、尿を使って体外へ排出することが難しくなります。そこであなたも言葉だけでもお聞きになったことがあると思いますが「人工透析」を行うことになります。

すなわち、現在の日本における透析患者数を見ると、腎臓病を患っている方の推移がわかってきます。

『わが国の慢性透析療法の現況(2018年12月31日)』

患者数(人)
2000 206,134
2001 219,183
2002 229,538
2003 237,710
2004 248,166
2005 257,765
2006 264,473
2007 275,242
2008 283,421
2009 290,661
2010 298,252
2011 304,856
2012 310,007
2013 314,438
2014 320,448
2015 324,986
2016 329,609
2017 334,505
2018 339,841

出典:日本透析医学会~2018年末の慢性透析患者に関する集計~より抜粋
URL:https://docs.jsdt.or.jp/overview/file/2018/pdf/01.pdf

腎臓の調子が良くない方は、この数値からもわかりますが年々増加の傾向にあります。
では、このように増加している原因は何かというと

・糖尿病
・高血圧
・高血糖

など、俗に言われている「生活習慣病」が原因のトップにきているのです。

腎臓病の自覚症状

自覚症状がほとんどない腎臓病ですが、症状が進行すると気づくことが出てきます。それは次のような症状です。

(1)尿がにごっているように感じる

血液や糖、タンパク質が混じってくると「にごり」を感じることもあります。血液が混ざっていると、尿が赤みを帯びているように見えることもあります。
糖が混ざっていると、甘いにおいを感じることもあります。タンパク質が混ざっていると、長時間「泡立っている」ことがあります。

(2)排尿の変化

これは少しずつ変化しているので、自覚しづらいのですが尿の量が増えたり、反対に減ったりしているのなら危険信号です。

(3)むくみやすい

体の末端部分は、老廃物がたまりやすいところです。そのため腎臓の調子が低下すると、顔や脚、手がむくみやすくなります。腎臓が原因でむくんでいる場合、むくみを感じる部分を押すと、へこんだまま元に戻りにくいのが特徴です。症状が進行すると、顔や脚や手だけではなく内蔵にもむくみが起こることがあり、非常に危険な状態になってしまいます。

(4)高血圧

腎臓は体内の水分調整も行っているとお話しました。ということは、水分調整がうまくいかないと、体にたまった必要のない水分や塩分が原因となって高血圧をまねく可能性も出てきます。他にも、

・動悸
・息切れ
・倦怠感
・食欲不振
・呼吸困難

などの症状を感じる方もいらっしゃいます。

腎臓病を調べる方法

腎臓病は「静かに進行する」のが特徴です。そのため、先ほどお話しましたような自覚症状が出てくる前に、腎臓の調子を調べておくことが大切です。

(1)尿検査

検査しやすい方法の一つが尿検査です。尿の色や、尿に混ざっている成分によって、おおまかですが調べることができます。尿検査は、検査前の状態によって結果も変わってきますので、一時的な状態が結果として出てくることもありますが、定期的な検査を続けることで自覚症状がなくても状態を知ることができます。

(2)血液検査

血液の成分を調べることで状態を知ることもできます。腎臓が健康な状態であれば、老廃物は尿と一緒に体外へ排出されています。そのため血液中に含まれる老廃物の濃度は低下します。しかし、腎臓が健康な状態でない場合、老廃物は体外へ排出されにくくなっていますから、濃度も高くなってきます。このような理屈から、腎機能を知る上で重要だと言われているのが「血清クレアチニン値」と呼ばれている数値です。

クレアチニンは筋肉を使うと発生する老廃物です。私たちは普段の暮らしの中で体を動かしていますから、少なからずとも筋肉を使っています。そのためクレアチニンは発生し、腎臓が健康であれば尿と一緒に体外へ排出され、血液中に残っていても少量。

でも、腎臓の機能が低下していると、クレアチニンはこれまでと同じように発生しますが、体外へうまく排出されないため血液中に含まれる量が増えてしまいます。このような視点から、クレアチニンの数値を調べることで、腎臓の機能が健康に働けているのかどうかを判断することができるのです。

腎臓病には種類があります

ここで知っておいていただきたいことがあります。それは腎臓病には種類があるということです。それぞれ症状の進行速度が違っていたり、症状のあらわれ方がちがっていたりすることがあります。特徴を知っておくことで適切に対処することができると、少しでも早く治療を始めることができるでしょう。

(1)急性腎炎症候群

風邪などのあとに腎臓病の症状が見られるケースです。この場合、腎臓の働きが低下している原因は「ウイルス」などの感染によることが多いため、適切な感染治療を行うことで完治することがほとんどです。

(2)慢性腎炎症候群

尿の変化、むくみ、高血圧など、1年以上同じ症状が続いているケースです。原因となるのは、最近では生活習慣病です。放置すると症状が進行し腎不全を引き起こすこともあります。

(3)急速進行性腎炎症候群

国が指定している難病の一つです。腎臓病の症状が発生してから、数ヶ月で腎不全が進行するケースです。とにかく早期発見、早期治療が肝心です。

(4)ネフローゼ症候群

尿の中のタンパク質が異常に増え、血液中のタンパク質が低下するケースです。腎臓病が原因のネフローゼ症候群は「一次性ネフローゼ症候群」と呼ばれ、国の指定難病にもなっています。

(5)糖尿病性腎症

糖尿病が原因で腎臓病が起こっているケースです。現在、透析患者数が増加している原因だとも言われています。尿に含まれる「アルブミン」の量を検査することで、早期に発見することもできます。

腎臓病改善に役立つ食事とは

それでは腎臓病改善に役立つ食事について見てきましょう。

ステージ別のポイント

腎臓病には進行によってステージがあります。

(1)G1またはG2

基本的には家族と同じ食事ができます。ただし摂取するエネルギーを調整し「肥満」に気をつけることが大切です。肥満を改善することで、血圧や血糖値、血中脂質の軽減が期待できますので、腎臓への負担も少なくなり腎機能の改善に役立ちます。血圧が高い方は、塩分を1日6g未満にすることを目標にしておくと、高血圧の予防にも役立ちます。

また、タンパク質や脂質も、医師に適量を教えてもらい、とりすぎないように気をつけておきましょう。

(2)G3a

腎臓の機能低下を防ぐことが目標の食事です。塩分やタンパク質をとりすぎないように注意しましょう。塩分は1日6g未満。タンパク質は健康な人の1~2割減を目安とした食事がおすすめです。医師が制限量を指示されますので、きちんと守ることが大切です。

(3)G3b、G4

腎臓の機能を維持することが難しい状態です。そのためタンパク質の制限に力を入れることになります。高カリウム症が起こった方は、カリウムの制限も追加されますので、生野菜や果物の摂取が難しくなります。場合によってはリンの摂取制限も追加されてきます。

(4)G5

尿毒素による合併症が出てくる可能性が高い状態です。

・塩分
・タンパク質
・カリウム
・リン

すべて制限が出てきますので、医師の指示に従うようにしましょう。

自分の適量を知る

腎臓病におけるエネルギー摂取量や、栄養成分の制限は基本的に医師から指示されます。それぞれの体型や体格、病状の進行によって「あなただけの適量」がありますので、必ず理解しておくことが大切です。適当な量を摂取し続けると、腎臓への負担が増えてしまいます。

食事のポイント

塩分を1日6g未満に制限するのは、思っている以上に簡単ではありません。1日3食とすると、1食あたり2gですから、少し油断すると超えてしまいます。しかし、次のようなポイントを知っておくと減塩に成功できるはずです。

(1)栄養成分表示

外食するとき、お総菜を購入するとき、栄養成分表示をチェックしましょう。

(2)正確に計る

食事を作る場合、目で見た量ではなく、計量スプーンを使って正確に計りましょう。

(3)味付けに工夫

濃い味付けになれていると、減塩ではおいしくないと感じるかもしれません。こういった場合は、減塩調味料を使うとか、塩分の入っていない香辛料を使うことで「おいしく」食べることができます。また、カリウムやリン、タンパク質の制限を考えた場合、もっとも難しいのが「外食」「総菜」です。そこで外食する場合は、特に麺類のスープは飲まないのがおすすめです。また、どんぶりものは思っている以上に塩分が高いので「残す」勇気を持っておきましょう。

また、総菜ですが、時間が経過しても味が変わらないもの、濃い味付けのものは避けるのが一番です。どちらも簡単ではありませんが、自分の適量を理解しておくことで成功することができるでしょう。でも、こういった制限のある食事や献立を毎日考えながら暮らすのは、ちょっと窮屈かもしれません。そこでおすすめなのが、制限食にも対応している「宅配弁当」。

わたしたち「配食のふれ愛」では原材料からこだわり、栄養バランスの整った食事をお届けしています。今なら無料試食キャンペーン中ですので、お気軽にお試しいただけます。

定期的な健康診断で早期発見を

腎臓病と改善に役立つ食事のポイントについて紹介しました。腎臓病に関しては、やはり早期発見が大切です。他の病気とは違い、自覚症状がわかりづらいこと、症状がわかったときには進行していることからも、まずは定期的な健康診断を利用して、自分の体の調子を知っておくことが必要です。

クレアチニンやアルブミンなどの数値が基準値を超えていないかどうかを知るだけでも、早期発見のきっかけになるはずです。

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