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HOME > コラム一覧 > 口臭の原因と改善方法とは?口臭の裏には病気が潜んでいる可能性も!? / 更新日:2020年5月13日
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口臭の原因と改善方法とは?口臭の裏には病気が潜んでいる可能性も!?

口臭の原因と改善方法とは?口臭の裏には病気が潜んでいる可能性も!?

自分の口臭が気になって人との会話に集中できない、なんてことはありませんか?マスクを付けることが多いこのご時世、マスクの中の自分の口臭に驚く人も少なくないと思います。口臭の裏には病気が潜んでいる場合もあります。ここでは口臭の原因や治療法、改善方法などについて詳しく解説します。

口臭の原因とは?

口臭の原因の多くは口の中にあります。口の中の細菌が出す揮発性ガスが臭いを生み出しているのです。口臭を生み出す細菌は、舌苔や虫歯、歯周病があると増殖しやすくなります。舌苔とは舌の表面に溜まった細菌のことであり、舌苔がこびりついていると舌が白く見えます。舌の表面には凸凹があるため、ここに口や舌から剥がれた細胞や食べ物のカスが付着するとこれらを栄養源としてどんどん細菌が増殖していきます。増殖した細菌は臭いを出しながらネバネバとした物質を産生し、さらにこびりついて取れにくくなっていきます。
歯周病とは歯を支える周りの組織に炎症が起こっている状態をいい、痛みがなく静かに進行していく病気です。歯周病の原因菌は悪臭の強いガスを大量に産生する性質があるため、口臭がきつくなる原因となります。
高齢者の場合は加齢により唾液の分泌量が低下するため、細菌が繁殖しやすい環境かつ歯周病菌を増加させてしまい口臭が発生していることもあります。唾液には口の中の細菌を洗い流す作用があるためです。起床時や緊張して口が渇く時なども口臭が発生しますが、これらは生理的口臭と呼ばれるもので一時的なものであることから問題はありません。ただし、消化不良や肝臓機能の低下、糖尿病などの病気が原因で口臭が発生している場合には、原因に対する適切な対処が必要です。

<口臭の臭いの種類と原因の一例>

臭いの種類 原因
たまごの腐敗臭
大便、屁の臭い
アンモニア臭 腎臓
アンモニア臭

カビや雑巾の臭い

肝臓
肉や野菜の腐敗臭 呼吸器
膿の臭い 耳鼻咽喉
果物が腐った臭い 糖尿病
ドブの臭い 歯周病
チーズの腐敗臭 虫歯
生ゴミ、膿の臭い 銀歯
生ゴミの臭い 入れ歯
納豆の臭い

歯周病が原因で起こる口臭

歯周病はプラークという歯の表面に付着している細菌の塊によって起こります。プラークには約600種類の細菌が存在しており、細菌が出す毒素が口臭の原因となります。

胃が原因で起こる口臭

胃潰瘍や胃炎が原因で口臭がきつくなることがあります。胃の働きが低下すると、食べ物を消化しきれず、残った食べ物が胃の中で発酵してガスを発生させてしまうためです。このガスは血液中に取り込まれた後肺に入り、吐く息として口臭になります。

腸が原因で起こる口臭

腸の中には善玉菌、悪玉菌、日和見菌といった細菌が住んでいます。腸炎や便秘などで腸内環境のバランスが乱れて悪玉菌が増殖すると、アンモニアやメチルメルカプタンなどの悪臭のもととなるガスを発生させ、血液中に取り込まれて全身を巡ります。全身を巡った有害ガスは、口から吐き出されると口臭になり、汗として身体の外に出れば体臭となります。

腎臓が原因で起こる口臭

腎臓は老廃物を尿として身体の外に排出する臓器ですが、腎臓の機能が低下すると本来排出されるはずの有害物質であるアンモニアが体内に残ってしまい、血液中に取り込まれてしまうため口臭がアンモニア臭くなります。

肝臓が原因で起こる口臭

肝臓は身体にとって有害な物質を分解して無毒化させる臓器ですが、肝臓の機能が低下すると身体に有害物質が蓄積します。口臭の原因として多いのは有害物質であるアンモニアです。初期ではカビや雑巾のような臭いが発生し、肝臓機能が悪化するとアンモニア臭が強くなります。

呼吸器が原因で起こる口臭

気管支炎や肺炎など呼吸器の病気が原因でも口臭は発生します。気管支炎や肺炎では化膿し、細菌の塊である痰が溜まりやすいため、魚や野菜の腐敗臭が出ることがあります。

耳鼻咽喉が原因で起こる口臭

耳、鼻、喉は口と繋がっているため、何らかの病気があると口から臭いが出ることがあります。慢性副鼻腔炎では、膿汁が鼻から喉を伝って落ちるようになる後鼻漏という状態になると口臭の原因となります。また扁桃炎では扁桃に白い膿栓がつき、口臭の原因になります。

糖尿病が原因で起こる口臭

糖尿病は糖を細胞に取り込ませることで血液中の血糖値を下げる働きをするインスリンというホルモンが欠乏する病気です。細胞に糖が取り込まれなくなると、細胞内ではエネルギー源が不足してしまうため、糖とは別に体内の脂肪を分解してエネルギーを産生します。この過程で脂肪が分解される際に生じる残留物質をケトン体といいます。体内のケトン体が多くなると、アセトン臭とも呼ばれる果物が腐ったような甘酸っぱい腐敗臭が吐く息や汗から排出されます。

ドライマウスが原因で起こる口臭

高齢者の場合は加齢による体内の水分量が低下により唾液の分泌が少なくなってしまい、口の中が渇きやすくなるドライマウスという状態になりやすくなります。ドライマウスでは歯周病菌が繁殖しやすい環境となるため、口臭がきつくなる傾向があります。

口臭の治療法や予防法とは?

口臭の治療には、原因別の対応が必要となります。口臭の治療についてはまず歯科医院で相談してみましょう。口臭外来といって口臭専門の外来を設けている医療施設もあります。口臭の原因の8割は口腔内と言われており、虫歯や歯周病の治療を行うことで口臭が改善する可能性があります。

口臭を予防する方法

・歯、舌を綺麗にする

歯周病の原因菌の塊であるプラークは、歯磨きが不十分な歯の表面や舌、入れ歯などに付着しやすく、細菌が定着することでどんどん増殖していきます。そのため、歯周病の発生や進行を抑えるためには、口の中の環境を清潔にし、プラークを取り除くことが必要となります。磨き残しの多い歯と歯の間や、歯と歯茎の境目、奥歯など最初は鏡を見ながら重点的に磨いていきましょう。プラークは粘着性が高いため、数回歯ブラシを動かした程度では取りきれません。1日に最低1度は5分以上かけてゆっくり歯を磨きましょう。可能であれば毎食後、歯を磨くことをおすすめします。
また、舌の表面が白く見える舌苔も口臭の原因となります。舌苔は歯ブラシを使ってゴシゴシとこすり過ぎてしまうと舌の表面に傷がつき、菌が繁殖しやすくなってしまうため、舌を磨く時は舌専用ブラシを使って奥から手前に引いて優しく擦り取るようにします。舌はとてもデリケートであるため、舌磨きは1日1回程度で十分です。

・食事はしっかりと噛む

唾液の分泌を促すため、食事はしっかりと噛むようにします。食事前に唾液腺という唾液を分泌する器官のマッサージも効果的です。唾液腺の一つである舌下腺を刺激する方法では、舌顎のくぼみに沿って左右の親指を上方向に優しく押し上げます。この動作を繰り返すと唾液の分泌が多くなるのが実感できます。

・こまめに水分をとる

水分で口の中の細菌を洗い流し、細菌の増殖を抑えます。水分補給に適しているのは水です。緑茶やウーロン茶、コーヒーなどカフェインが含まれているものは利尿作用があるため、ドライマウスを促進してしまいます。

・禁煙する

タバコを吸うとタールが舌に付着するため舌苔ができやすくなります。また、ニコチンの影響により虫歯や歯周病になりやすいため、タバコの臭いに加えて口臭がきつくなります。口臭を防ぐためには禁煙が必要です。

まとめ

口臭は他者とのコミュニケーションに影響を及ぼす可能性もあるため、日頃から気を付けていきましょう。定期的に歯科医院に通うことで、歯周病だけでなく他の病気の発見に繋がるかもしれません。食生活も口臭と密接な関係があります。栄養バランスの良い食事が身体の抵抗力を高め、口の中や胃腸の病気、あるいは糖尿病などの生活習慣病から身体を守ります。高齢者向け配食サービス「配食のふれ愛」では、前日までのご注文で、栄養士が栄養バランスやカロリー、塩分量などを考慮して作られたお弁当をお届けします。塩分・カロリー調整が必要な方向けのお弁当など様々な種類の中から選ぶことができ、お客様一人ひとりに合わせた食形態へと変更することができます。今なら2食まで無料試食サービスを行っています。この機会に是非お試しください。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット 口臭の原因・実態
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-07-001.html

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