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脳梗塞の症状、治療法、予防のための食事療法について詳しく解説!

作成日:2022年12月6日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
栄養バランスのよい食事をとりたい方へ、お弁当の無料試食はこちらから!

脳梗塞の症状、治療法、予防のための食事療法について詳しく解説!

日本の死亡原因第3位である脳卒中ですが、その中の60%が脳梗塞によるものだと言われています。

また、脳卒中は介護が必要となる原因の第1位です。脳梗塞の発症のサインを見逃すと命を落とす場合や、寝たきり状態となってしまう場合もあります。

ここでは脳梗塞の原因や、症状、予防のための食事療法などについて詳しく解説します。

脳梗塞とは?

脳梗塞とは、脳の血管が塞がって血流が途絶えてしまうことにより脳の組織が壊死してしまうことです。

命を取り留めても一度壊死した脳の組織は回復することはないため、壊死した部分の機能は失われ後遺症が残ることがあります。

そのため、発症後は介護が必要になってしまうことも少なくありません。

脳梗塞の発症者が増え続けている背景には、高齢化の進展や食生活の欧米化などがあります。

特に夏場は脱水状態になりやすいため、血液がドロドロした状態となり脳梗塞を発症しやすいことが明らかになっており、高齢者は注意が必要です。

脳梗塞の原因は?

脳梗塞は発症の要因により、3種類に分けられます。

(1)アテローム血栓性梗塞

脳内の動脈硬化が進行して血栓を形成し、血管を詰まらせてしまうことによって起こる脳梗塞です。

動脈硬化とは、血管の内壁にドロドロとした脂肪やコレステロールなどの塊が付着し、血管の内径が細くなってしまう状態のことです。

動脈硬化は高血圧や高脂血症、喫煙、糖尿病、肥満が5大危険因子であり、危険因子を併せ持つ程動脈硬化が起こりやすくなります。

(2)ラクナ梗塞

脳の深部に通っている細い血管の動脈硬化が進行して血管を詰まらせてしまうことによって起こる脳梗塞です。小さな梗塞が多発することがあります。

(3)心原性脳塞栓

心臓で出来た血栓が血流に乗り脳の血管を詰まらせてしまうことによって起こる脳梗塞です。

高齢者では弁膜症などの心疾患や心房細動などの不整脈を起こしやすく、心原性不整脈は年齢が上がるほど発症の割合は増加します。

心房細動とは、脈のテンポがバラバラになる不整脈のことで、加齢や心疾患などが原因で、心房が小刻みに動くことによって正しい収縮と拡張ができず、血液が滞って血栓ができやすくなります。

高齢者では心房細動の有病率が高くなるため、脳梗塞予防のために抗凝固薬などを内服し続ける必要があります。

種類別の特徴

脳血栓症脳塞栓症
梗塞の種類ラクナ梗塞アテローム血栓性梗塞心原性脳塞栓
梗塞の大きさ小梗塞(1~1.5cm)中~大梗塞中~大梗塞
発症時の状態覚醒時に多い睡眠中など安静時日中活動時
症状の起こり方比較的緩やか緩やか
段階的に症状が悪化
突発完成
意識障害ほとんどないなんとなくおかしいやや遅れて強くなる
失語、失認、失行等ないあまり多くない多い

失語・・・言葉の理解・表出の障害
失認・・・感覚器に異常は無いのに周りの状況を把握する能力が低下する障害
失行・・・日常的に行っていた動作などが運動麻痺をしていないのにできなくなってしまう障害

脳梗塞の症状は?

脳梗塞でもっとも多い症状は、身体の右半身や左半身どちらかに現れる運動麻痺です。

これは、急に片側の手足だけが動かなくなることを意味します。次に多いのは言葉に関する障害で、ろれつが回らなくなったり、言いたいことが言えなかったり、逆に相手が何を言っているのか理解できなくなったりという症状が起こります。

他にも様々な症状が現れることがあります。これらは、1つだけではなくいくつか重複してみられる場合もあります。

<脳梗塞の症状>

・急に片方の手足の力が抜ける
・片足を引きずる
・よくつまずくようになる
・言葉が出てこない、理解できない
・ふらつきがあり、真っ直ぐ歩けない
・片方の手足がしびれる
・顔半分が麻痺して動かない
・急なめまい
・片方の目だけ物が見えない
・物が二重に見える

このような症状はある日突然起こります。症状が悪化する前に、すぐに救急車を呼びましょう。

脳梗塞が起こったらどうする?

脳梗塞の場合には、発症して数時間以内に治療を開始すると後遺症が最小限にできる可能性があります。

そのため、症状が現れたらすぐに救急車を呼ぶ必要があります。

症状が軽くても決して自分で運転して病院に向かってはいけません。大きな事故に繋がるおそれがあります。

救急車が来るまでは、意識がある場合はすぐに周囲の人に助けを求め、その場で横になりましょう。安静を保つことで脳の血流を維持するためです。

意識が無く、呼びかけても反応が悪い場合には、舌根が沈下して気道が塞がらないようにするために、肩の下にタオルなどを入れて首を後ろ向きに反らせて気道を確保します。

吐きそうな場合には、麻痺している側を上にして横向きにし、窒息や誤嚥を防ぎましょう。

何か変、おかしいな、と思った時に一刻も早く病院を受診するよう呼びかける「FAST(ファスト)」という標語があります。

これは、脳卒中を疑うべき症状の頭文字を合わせたものです。脳卒中を疑う症状があったときに躊躇無く救急車を呼べるよう是非覚えておきましょう。

血流が途絶えた細胞はどんどん壊死していくため、1分1秒でも早く治療を開始することが大切です。

Face:顔
片方の顔が下がっていないか?

Arms:腕
腕を両方挙げることはできるか?

Speech:言葉
ろれつがはっきり回っているか?
言葉は理解できるか?

Time:時間
発症時刻はいつだったか?

脳梗塞の治療法は?

脳梗塞の急性期には保存的治療が一般的で、薬物治療が基本になります。発症した脳梗塞のタイプによって使用する薬剤や治療法は異なります。

ここでは脳梗塞の治療法の一部を紹介します。

・経静脈血栓溶解療法(t-PA療法)

t-PAという薬剤を点滴で投与し、脳に詰まった血栓を溶かす治療法です。治療を受けた約4割の患者さんが、回復すると言われています。

この薬剤は脳梗塞発症後4.5時間以内までに開始することで有効かつ安全に使用できます。

・動脈内血栓溶解療法

足の付け根(大腿動脈)からカテーテルを挿入し、脳の詰まっている部位の手前に血栓を溶かす薬を入れる治療法です。

中大脳動脈という血管が詰まった場合に行われます。発症から6時間以内の患者に有効ですが、4.5時間以内であれば前述のt-PA療法が第一選択となります。

・血管内治療

t-PA療法が行えない場合や効果が無かった場合に行われる治療法です。カテーテル治療で特殊な器具を使って血栓を除去する治療をします。

この治療法は発症から8時間以内という条件があります。

・抗血栓療法

血液を固まりにくくする薬剤を治療の早期から投与することで症状の進行や悪化を防ぎます。

脳梗塞の後遺症とは?

脳梗塞は治療しても60%は何らかの後遺症が残ると言われています。脳梗塞の代表的な後遺症について紹介します。

・麻痺

麻痺は脳や神経が損傷し、運動や感覚器官に障害されることで生じます。

運動麻痺は、損傷した脳と反対側の身体が動かしにくくなり、これにより歩行能力の低下や日常生活動作が行えなくなるなどの問題が生じます。

また、喉の器官に麻痺が生じると飲み込みが悪くなる嚥下障害を生じることもあります。

感覚麻痺は触覚や痛覚が鈍く鳴ったり、反対に過敏になってしびれを感じたりする場合など人によって様々な症状がみられます。

・視野障害

視野が狭くなる、物が二重に見える、片目が見えにくくなるなどの障害があります。視野が部分的に欠ける視野欠損が起こることもあります。

・構音障害、失語症

構音障害は呂律が回りにくくなる障害です。

失語症は、言葉を理解することができなくなったり、的外れなことを答えてしまうなど話すことができなくなったりする症状がみられ、意思疎通が難しくなります。

・高次脳機能障害

思考や記憶、学習に関わる脳の前方部分に損傷が起こると、見えているはずのものが認識できなくなるといった失認や、普段使用しているものの使い方を忘れる、といった失行などの障害がみられます。

物忘れが激しくなる記憶障害や行動や感情を状況に合わせてコントロールできない社会的行動障害、外界の半側に注意が向かない半側空間無視、など様々な症状があります。

・排尿障害

頻尿や尿意を我慢できず失禁してしまうなど、排尿をコントロールする神経回路に障害を受けることで起こります。

・認知症、うつ症状、感情障害などの精神症状

発症後しばらしくしてから起こる後遺症です。自発性や意欲の低下がみられ、寝たきりや筋力低下が進む要因となります。

脳の前頭葉に障害を受けると、感情のコントロールが難しくなり、感情が高まって急に怒ったり泣き出したりすることがあります。

・痙縮

筋肉が緊張しすぎることで、思うように手足が動かしにくくなったり、勝手に動いてしまったりしまう症状を痙縮(けいしゅく)といいます。

手を握ったまま開きにくくなる、肘が曲がってしまう、足先が内側へ丸くなるなどの症状がみられ、痛みを伴うことや、日常生活で困難をきたすことも多くあります。

足先が内側へ丸まってしまうことで立った時や歩いた時のバランスが悪いため転びやすくなってしまうことも。

痙縮は脳梗塞を発症した後に麻痺と一緒に症状がみられるようになります。

自分の意思とは関係なく筋肉に力が入っている状態であるため、リハビリの妨げになるだけでなく、疲れやすくなります。

・拘縮

痙縮が続くことで、筋肉が固まってさらに関節の運動が制限される拘縮につながることもあります。

脳梗塞を予防する方法とは?

脳梗塞を発症しやすくなる危険因子を減らすことが脳梗塞の発症予防のためには重要です。

・高血圧、糖尿病、高脂血症の治療

→病院を受診し、しっかりと決められた通りに薬を飲みましょう。

収縮期血圧が10~20mmHg低下すると脳卒中の発症リスクが50%低下する、ということが分かっています。

また、糖尿病では血糖コントロールの目安であるHbA1cを1%低下すると脳卒中の発症リスクは12%低下すると言われています。

・心房細動を放置しない

→心房細動がある場合には放置せず病院を受診し、血栓をできにくくする薬を適切に飲むことで高い予防効果が期待できます。

副作用として出血しやすくなってしまうため、定期的に受診して検査をすることが大切です。

・ストレスをためこまない

→ストレスが多い職業では脳卒中の発症リスクが高い、ということが分かっています。ストレスが不健康な生活を促す場合があるためです。

・禁煙をする

→タバコは動脈硬化を進行させ、脳卒中の発症リスクを高めるためです。

・適正体重を保つ

→肥満は万病のもとです。適正体重は身長(m)×身長(m)×22で求めることができます。

また、メタボリックシンドロームの診断基準である胴回りが男性では85cm、女性では90cmを上回らないようにしましょう。

・急激な温度差に注意する

→暖かい場所から冷たい場所への移動は心臓の負担となり血圧の急上昇を引き起こし、脳梗塞を発症しやすくなります。これをヒートショックといいます。

ヒートショックを予防するためには、脱衣所や浴室を暖かくし、身体に負担の少ない入浴方法を心がけることが大切です。

・こまめに水分補給を行う

→高齢者は脱水になりやすいため、血液がドロドロと固まりやすくならないようこまめに水分補給を行うことが大切です。

特に夏場や、発熱、嘔吐、下痢時にはいつも以上に水分を摂ることを心がけましょう。

脳梗塞を予防するための食事療法とは?

生活習慣病の治療とともに重要なのが食生活の改善です。

食事に気をつけることで、動脈硬化予防にも繋がるため、脳卒中の発症リスクを低下させることができます。

・3食バランス良く、主食、たんぱく質、野菜を摂る

→量とバランスに気をつけ、3食しっかり食べることが大切です。特に野菜は1日300g以上を目標に摂りましょう。

・味付けは薄めにする

→塩分の摂取過多は高血圧の原因となります。1日6g未満を目標に減塩しましょう。

・動物性脂肪、トランス脂肪酸は摂り過ぎない

→悪玉コレステロールを増やすため、肉やバターなどの動物性脂肪は摂り過ぎないようにしましょう。

マーガリンやショートニングも悪玉コレステロールを増やすトランス脂肪酸を多く含みます。

これらは、パンや菓子類、加工食品などに使われています。

・アルコールは控える

→カロリーの摂取過多を避けるためです。アルコールは食欲を増進させるため、食べ過ぎの原因となります。

・糖質、甘いものの過剰摂取は控える

→血糖値が上がりすぎると血管が傷つき、動脈硬化が促進され、血栓ができやすくなります。

・青魚を積極的に摂る

→いわしやさんま、さばなどの青魚にはDHAやEPAという成分が多く含まれているためです。

悪玉コレステロールを下げたり、血栓をできにくくしたりする効果があります。

・いも、葉野菜、豆類、海草、きのこ、こんにゃく類を積極的に摂る

→食物繊維が豊富であり、悪玉コレステロールを下げる効果があります。

いもや葉野菜にはカリウムが豊富に含まれているため、降圧作用や脂質代謝を改善させる効果もあります。

また、海草、きのこ、こんにゃく類は低エネルギーで満腹感をもたらします。

脳梗塞の後遺症を改善する方法とは?

脳梗塞の後遺症を改善するためには、「後遺症が残った部位に対する訓練」と、「残存する能力を開発する訓練」を同時に行うことが必要になります。

(1)脳梗塞発症~1か月

脳梗塞発症後早期からリハビリを行うことで、改善の見込みが高まります。

脳梗塞の発症から数週間の間は筋力を低下させないよう、理学療法士の指示に沿ってベッドの上で手足を動かしたり、身体を起こす時間を長くしたり、など無理のない範囲でのリハビリを行います。

自力で身体を自由に動かすことが難しい場合は、関節が拘縮・変形しないよう他動的に動かす訓練が行われます。

(2)発症後3~6か月

この時期は、手すりを使った歩行訓練や食事や着替えなどの日常生活動作ができるよう訓練していき、運動機能の回復を目指していきます。

退院した後も、今ある筋肉量を維持するためにリハビリが必要です。

日常生活ではなるべく自分でできることは自分で行うようにすることで、日常生活そのものがリハビリとなります。

介護保険のサービスには日常生活を援助する訪問介護や入浴介助のほかにも、介護施設に通所してリハビリをするデイケアや、自宅に理学療法士や作業療法などが訪問する訪問リハビリなどもあります。

また、筋肉の緊張・痙縮の緩和にはボツリヌス療法が有効です。

ボツリヌス療法とは、緊張させている神経の働きを抑える作用のあるボツリヌストキシンを注射させる治療のことで、ボツリヌス療法の効果が持続する期間は通常3~4か月です。

注射を受けるのをやめてしまうと、痙縮は元の状態に戻ってしまいますが、受けている間は緊張が緩和するためマッサージやストレッチ、機能訓練など効果的に行うことができます。

(3)発症後6か月以降

発症から6か月以降も同様に日常生活でのリハビリを継続していきます。

積極的に外出することを心がけ、前向きな気持ちでリハビリに取り組んでいきましょう。

まとめ

脳梗塞は発症すると命の危険や命を取り留めたとしても後遺症が残る可能性があり、今までと同じような生活を送ることが困難になってしまうこともあります。

脳梗塞は栄養が偏った食事や肥満などの生活習慣により発症リスクが上昇します。

健康で介護を必要としない生活を維持するためには、毎日の食事が大切です。

栄養バランスの良い食事を毎日作るのは大変、という方は配食サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

配食サービスを利用することで、人との接触を減らしながら手軽に栄養バランスの良い食事を食べることができます。

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一般の高齢者に向けたお弁当だけではなく食事制限がある方への対応や、摂食機能によって食事の形態を変更するなど、一人ひとりの事情に合わせて届けてもらうことも可能です。

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参考:国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/brain/pamph103.html

この記事の作成者:A.N(看護師)
この記事の提供元:シルバーライフ

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