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身体に悪い食べ合わせは発がん性物質を産生する!?

作成日:2020年4月24日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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身体に悪い食べ合わせは発がん性物質を産生する!?

ニンニクと豚肉のように相乗効果をもたらし、栄養を効率良く吸収できる食べ合わせもありますが、中には身体に悪い食べ合わせもあります。ここでは身体に悪い食べ合わせについて詳しく解説します!

食べ合わせとは?

一緒に食べると身体に悪い影響を与える組み合わせを食べ合わせ、もしくは食い合わせといいます。日本では古くからあった考えで、奈良時代に施行された法律には、食べ合わせが悪い食事を誤って天皇に出してしまった場合には責任者が徒(ず)罪(ざい)(監獄で強制労働をする刑)に3年間処される、とあります。食べ合わせが悪いと消化不良を起こしてしまったり、栄養の吸収が抑制されてしまったりすることがあります。中には発がん性物質を産生してしまうものもあります。普段何気なく一緒に食べているものが、実は身体にとって害になっているかもしれません。身体に悪影響をもたらす食べ合わせについて学んでいきましょう。

身体に悪い食べ合わせ

【消化不良を起こす食べ合わせ】

・スイカと天ぷら

水分の多いスイカと、油で揚げた天ぷらの食べ合わせは、胃に負担をかけ消化不良を起こすことがあります。この他にも油が多い食品と冷たくて水分が多い食品は食べ合わせが悪いとされており、スイカとウナギやアイスと天ぷらなどもこれにあたります。胃腸が弱い人や体調が悪い人は気を付けましょう。

・ウナギと桃

珍しい食べ合わせですが、ウナギに含まれる脂肪分の分解を桃の有機酸が抑制してしまうことで消化不良を起こしやすくなります。ウナギと言えば、昔から梅干しとの食べ合わせが悪いということが有名ですが、実はこれには医学的な根拠はなく、梅干しの酸が消化を助けるため相性が良いというのが通説です。

・茄子と冷たい蕎麦

どちらも身体を冷やす食べ物であるため、胃腸が弱い人や体調が悪い時は温かい蕎麦を選ぶようにしましょう。身体を冷やす食品同士の食べ合わせには他にも、カニと柿などがあります。

・タニシと蕎麦

タニシはマイナーな食品ですが、昔はよく食べられていたそうです。今でも甲信越地方の一部地域ではタニシを食べる風習が残っています。固くて消化に時間のかかるタニシは、ほとんど噛まずに食べる蕎麦と食べると消化不良を起こしやすくなります。

【栄養の吸収を抑制する食べ合わせ】

・大根と人参

大根に含まれるビタミンCを人参に含まれるアスコルビナーゼが破壊してしまいます。しかし、アスコルビナーゼは熱や酸に弱い性質があるため、加熱調理や酢を使って料理することでアスコルビナーゼの働きを抑制することができます。人参の他に、きゅうりやかぼちゃ、キャベツなどにもアスコルビナーゼが含まれています。

・わかめとねぎ

味噌汁の具で定番のわかめとねぎですが、ねぎに含まれるリンがわかめに含まれるカルシウムの吸収を抑制してしまいます。

・ホタテとイクラ

ホタテや赤貝にも含まれるアノイリナーゼという酵素がイクラのビタミンB1の吸収を抑制してしまいます。

・ほうれん草とごま

ほうれん草に含まれるシュウ酸とごまのカルシウムが体内で結合してシュウ酸カルシウムとなるため、カルシウムの吸収を抑制してしまいます。

・牡蛎と海藻

海藻類の食物繊維が牡蛎に含まれる亜鉛の吸収を抑制してしまいます。

・シラスと大根

大根に含まれるリジンインヒビターという酵素が、シラスに含まれるリジンの吸収を抑制してしまいます。大根を加熱したり、酢をかけて食べることで酵素の働きを抑制することができます。

・枝豆とチーズ

枝豆に含まれるフィチン酸がチーズに含まれるカルシウムの吸収を抑制してしまいます。フィチン酸はごまや玄米にも多く含まれています。チーズの他にもカルシウムを多く含む食品と食べ合わせる時は注意しましょう。

・牛乳と緑茶

牛乳のタンパク質であるカゼインと緑茶に含まれるタンニンが結合してタンパク質が吸収されにくくなります。

・緑茶とほうれん草

緑茶に含まれるタンニンはほうれん草に含まれる鉄分の吸収を抑制します。タンニンは緑茶以外にも紅茶やコーヒーなどにも含まれています。鉄分には動物性食品に含まれるヘム鉄と植物や海藻に含まれる非ヘム鉄があり、タンニンが吸収を抑制するのは非ヘム鉄です。食後のお茶やコーヒーは20分程度経ってから飲むと非ヘム鉄と結合しにくくなります。

・納豆と生卵

卵に含まれるタンパク質の成分であるアビジンが、納豆に含まれるビオチンというビタミンの吸収を抑制します。アビジンは卵白に多く含まれているため、納豆と合わせる時は卵黄だけ混ぜると良いでしょう。

・乳製品とスナック菓子

乳製品に含まれるカルシウムとスナック菓子に含まれるリンは体内で結合してリン酸カルシウムとなるため、カルシウムが吸収されにくくなります。リンはスナック菓子のほかにもインスタントラーメンなど添加物が多い食品に豊富に含まれています。体内でリンとカルシウムは1:1を維持しようとするため、カルシウムを補給してもリンの摂取量が多いと排泄されてしまいます。カルシウムの摂取量を増やしたいときは、リンの摂取量を控えるようにしましょう。

【脂肪の合成を促進する食べ合わせ】

・アルコールと揚げ物

アルコールが肝臓で分解される時に脂肪の合成を促進する酵素が発生するため、脂肪の合成が加速されてしまいます。脂肪の摂り過ぎは肥満や動脈硬化の原因となり、生活習慣病のリスクが高まるため注意したい食べ合わせです。

・ラーメンとご飯

ビタミンB1は糖をエネルギーに変換する際に必要となる栄養素ですが、ラーメンとご飯など炭水化物を摂り過ぎる食べ合わせをしてしまうと、ビタミンB1が不足してエネルギーに変換することができなくなってしまいます。エネルギーに変換できなかった炭水化物は脂質として脂肪細胞に蓄えられてしまうため、炭水化物の摂り過ぎは肥満の原因となります。

【発がん性物質を産生する食べ合わせ】

・ベーコンとほうれん草

パスタや炒め物に良く使われる組み合わせですが、ほうれん草に含まれる硝酸が体内で亜硝酸に変化すると、ベーコンに含まれるタンパク質の分解物と反応し発がん性物質が産生されるため食べ合わせとしては悪いとされています。また、ベーコンに含まれるリンがほうれん草に含まれるカルシウムや鉄分の吸収を抑制してしまうため栄養の吸収効率も悪くなってしまいます。リンはベーコンを茹でることで低減するため、調理する前に下処理すると良いでしょう。

・サンマと漬物

加熱したサンマに含まれるジメチルアミンという物質と漬物に含まれる亜硝酸塩はニトロソアミンという発がん性物質を産生します。大量に食べることが無ければ過剰に心配しすぎることはありません。サンマにレモンをかけることで発がん性物質の産生を抑制することができます。

・たらことソーセージ

サンマと漬物同様に、たらこに含まれるジメチルアミンがソーセージの発色剤として使われている亜硝酸塩と結合すると発がん性物質を産生します。

・紅茶と輸入レモン

輸入品のレモンにはOPPという防かび剤が付着しており、紅茶のカフェインと結合すると発がん性物質が産生されます。国産品であったり果汁だけを使用したレモンティーであれば問題ありません。

・ハムとバター

ハムの発色剤に使われている亜硝酸塩とバターに含まれる酸化防止剤が結合すると発がん性物質を産生します。

・ハムとジャム

ハムの亜硝酸塩はジャムに含まれるソルビン酸という保存料とも反応して発がん性物質を産生します。

【中毒症状を起こす食べ合わせ】

・アルコールと銀杏

アルコールによって解毒作用が低下するため、銀杏で中毒症状が起こりやすくなります。

・エビとレモン

エビには銅が含まれており、レモンに含まれるビタミンCを酸化させてしまうだけでなく、銅とビタミンCが反応して毒素を発生させる恐れがあります。

・青梅と桃

青梅、桃、ビワ、アンズなどのバラ科植物にはアミグダリンという中毒を起こす物質が含まれています。梅は漬けたり加熱するとアミグダリンが分解されますし、バラ科植物を異常に食べ過ぎるということでなければ心配はないとされています。

身体に悪い食べ合わせに関するまとめ

身体に悪い食べ合わせについて紹介しました。食べ合わせが悪いから食べてはいけない、ということではなく、適量を見極めるのが重要です。味噌汁の具にわかめとねぎを食べ合わせたり、サンマと漬物を食べ合わせることは日常でよくあることです。わかめとねぎを食べ合わせた時は違う時間の食事でカルシウムを補うようにしたり、サンマと漬物を食べ合わせた時はレモンをかけて発がん性物質の産生を抑制する、など食べ合わせの知識があれば臆病になり過ぎることはありません。消化不良を起こす食べ合わせは、体調が悪い時には食べすぎないように注意しましょう。

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