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高齢者のための見守りサービスとは?種類やメリット、デメリットについて徹底解説!

作成日:2019年7月10日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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高齢者のための見守りサービスとは?種類やメリット、デメリットについて徹底解説!

離れて暮らしている家族と連絡がとれない・・・そんな時、とても心配になりますよね。すぐに会いに行ける距離であれば良いのですが、遠方だったり都合がつかなかったりする時には、見守りサービスが大変便利です。一人暮らしの高齢者が増えている中、高齢者の孤独死は実際に起こっている問題であり、何かあった時のための確認手段を確保しておいて損はありません。

ここでは、高齢者向けの見守りサービスについて解説していきます。

見守りサービスとは?

昭和55年頃には65歳以上の高齢者が子供と同居している割合は約7割でしたが、平成27年には約4割と大幅に減少しています。代わりに1人暮らしをする高齢者の割合は増加傾向にあります。

スマートフォンやテレビ電話が普及して離れた家族とも連絡が取りやすい便利な時代になりましたが、高齢者では電子機器をうまく使いこなせなかったり、体調が悪くて応答できない、という場合もあります。

そんな時、頼りになるのが「見守りサービス」です。物騒な話ですが、一人暮らしの世帯が増え、地域住民や隣人との交流関係が希薄になりがちな現代では、孤独死が社会的な問題となっています。そうした不安を減らし、安心感を得るためにも見守りサービスはおすすめです。

ニーズに合わせてサービスも多様化されているため、自分自身と離れて暮らす家族に合ったサービスを選ぶと良いでしょう。

家族形態別にみた65歳以上の高齢者の割合

見守りサービスの種類

見守りサービスには、安否確認や健康状態の把握、24時間の監視など様々な形態があります。見守りサービスの料金には介護保険が適用されないため、全額自己負担になります。介護度が高くなく、ある程度自分のことは自分でできる高齢者には心強いサービスです。

サービスを提供する会社や機器は多岐に渡っており、料金や見守りの頻度など、ニーズに合わせて選択することができます。

・訪問型
委託を受けた人が利用者の家を尋ねるサービスです。

・センサー型
電化製品などのセンサーで感知して依頼者へ通知をするサービスです。

・電話型
依頼者の代わりに決まった日時に電話をかけてくれるサービスです。

・通報型
緊急時にボタンを押せば24時間かけつけてくれるサービスです。

・宅配型
宅配サービスに付随して利用者の安否を確認するサービスです。

見守りサービスのメリット、デメリットは?

訪問型見守りサービス

◎メリット

自治体や民間の企業がスタッフを派遣し、利用者の自宅を定期的に訪れてくれるので、直接会って話すことでより健康状態や生活状況の把握がしやすく安心感があります。また、人と話す機会を持つことにより、利用者の孤独の解消に繋がります。

×デメリット

定期的な訪問のため、緊急時の対応には不向きです。また、訪問するスタッフは介護の分野に詳しくないこともあり、専門知識が無いため利用者の異変に気づきにくい、という不安要素もあります。人の訪問を嫌がったり、コミュニケーションを取りたがらない高齢者には向いていないサービスです。

日本郵便が提供している「みまもり訪問サービス」は、月に1回郵便局のスタッフが対象者の自宅へ訪問し、30分程度生活状況などを確認して、その様子をメールや郵送で依頼者へ伝えるサービスです。料金は月々2,500円(税別)で、生活状況に関する質問事項の中には依頼者が選択可能なものもあります。

センサー型見守りサービス

◎メリット

電力やガス、家電などの使用状況により、依頼者へ通知が行くため、利用者は普段通りの生活をしているだけで、安否確認をすることができます。そのため利用者にとってはプライバシーが守られ、監視されているという感覚が少なく、ストレスを軽減できます。

また、ポットやエアコン、テレビ、冷蔵庫などの家電や、ドアに取り付けるタイプや置き型の人感センサーなど様々な形態の商品があるので、自分にとって使い勝手が良いものを選ぶことでができます。

異常時はセンサーが感知して知らせることができるため、利用者自身で通報ができない場合にも有効です。

×デメリット

製品によっては初期費用・月額利用料・機器代金等が発生することがあります。また、家電や電力・ガスの場合は一定時間使用されていないことをを通知するため、緊急時にすぐ対応できない場合があります。

象印マホービン株式会社では「みまもりほっとライン」という、無線通信機が内臓されているポットの使用状況を依頼者へ通知するサービスがあります。ポットの電源を入れた時間やお湯を使った時間など1日2回程度通知が行き、安否の確認ができるため、毎日ポットを使う方に向いているサービスです。

最近夜中に使うことが多い、いつもの時間に電源が入っていない、など生活リズムの変化に気づきやすく、異常の早期発見・対応ができるようになっています。ポットは新品をレンタルするため、契約料5,000円(税別)の他に月額利用料が3,000円(税別)かかります。

また、関西電力では電気使用量が普段のリズムと異なるときに通知されるサービス(無料)や、東京ガスでは、前日に一度もガスを利用していない時に通知されるサービス(500円・税込)を行っています。

他にも、様々な地域の電力・ガス会社で見守りサービスを提供しています。お住まいの地域では対応可能かどうか確認してみましょう。

電話型見守りサービス

◎メリット

定期的に指定した時間に電話がかかってくるため、手軽に安否を伝えることができます。自分が好きな時間に設定でき、拘束時間が短いことがメリットです。また、オペレーターがかけてくる場合には、生活状況などの質問に答えると内容が依頼者へ通知されます。

オペレーターと話をすることによって、孤独の解消にも繋がり、利用者が何を話したか情報を共有できるため、親と子供の会話のきっかけにもなります。人と話すのが苦手、という方には自動音声タイプのサービスがおすすめです。

会話をせずにプッシュボタンで選択するだけであり、シンプルで使いやすいサービスとなっています。

×デメリット

初回契約料と月額利用料がかかることがあります。デバイスが電話であるため、耳が聞こえにくい方には使いづらいサービスです。自動音声の場合はコミュニケーションがとれないため、安否や健康状態の確認のみで利用者の実際の生活状況までは分かりません。

通報型見守りサービス

◎メリット

24時間365日の対応が可能で、緊急時に即座に通報できます。行動を監視するわけではないためプライバシーを侵害されることはありません。急病の時以外にも押し売りなどにも対応してくれるため、何かあった時に駆けつけてくれる、という安心感があります。

×デメリット

突然意識を失う、など自分自身で通報できない状況であった場合には発見が遅れてしまう可能性があります。そのため、不安な方は他のサービスとの併用がおすすめです。

宅配型見守りサービス

◎メリット

注文した物を宅配してくれるとともに、スタッフが健康状態や生活状況などを気にかけてくれます。宅配型は地域に密着しているためスタッフと顔見知りになり、コミュニケーションの機会が増えることにも繋がります。

×デメリット

訪問は注文の度であるため、緊急時の対応には不向きです。また、訪問するスタッフは介護の分野に特化したスタッフではなく、あくまでも宅配サービスをしながら見守りを行ってくれているだけであるため、事細かな聞き取りや気配り、手助けを希望している場合には不向きなサービスです。

ヤクルトでは一人暮らしの高齢者宅に決まった頻度で商品を宅配するとともに、高齢者の安否確認を行い、話し相手となったり、必要時には自治体に報告してくれる「愛の訪問活動」を行っています。もちろん訪問時に緊急事態であれば即座に警察や救急車などに連絡をしてくれます。ヤクルトの商品の配送を定期注文していれば様子を気にかけてくれるサービスであり、追加料金はかかりません。

まとめ

高齢者向けの見守りサービスを導入することによって高齢者だけでなくその家族も安心して暮らすことができます。そのためには、自分たちにとって最適なサービスや、使いやすい機器を選ぶことが大切です。

高齢者向けの宅配弁当「配食のふれ愛」では、依頼に応じてお弁当を届けると同時に配達先の高齢者の安否を確認することができます。お弁当にはカロリー制限食や塩分制限食など食事制限が必要な方のためにも様々な種類が用意されています。

一人暮らしの高齢者の食事は質素で栄養バランスが偏りがちです。宅配弁当を利用することによって手軽に栄養バランスの良い食事を摂ることができます。今なら無料試食サービスで、2食まで無料で試すことができます!この機会に利用してみてはいかがでしょうか?

参考:内閣府 高齢者の家族と世帯
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/zenbun/s1_2_1.html

この記事の提供元:シルバーライフ

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