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冬至にちなんだ食べ物について

作成日:2019年12月5日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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冬至にちなんだ食べ物について

冬至といえば「かぼちゃを食べて、柚子湯に入る」という風習が最も一般的といえますが、冬至の風習は地方によっても特徴があり、冬至にちなんだ食べ物にもいろいろあるようです。

冬至とは?日本と海外

冬至は1年で「最も昼が短く、夜が長い日」です。これは北半球での事象で、北半球と南半球では季節が逆になるため、南半球では「夏至」となります。
その年の太陽と地球の位置関係によって、冬至の日付は12月21日から23日の間で前後します。

日本の冬至

日本の冬至は中世になって中国から伝わりました。中国で冬至は二十四節気のひとつです。最も日照時間が短いことから、翌日から日が伸びることを「弱まっていた太陽の力が生まれ変わる」ととらえて、運気が上向きになるといわれ、縁起の良いこととしてお祝いをします。中国では水餃子を食べるのが一般的で、春節(中国の旧正月)に次いで大きな行事ともいえます。

日本の冬至は中国の考え方と同様に、「一陽来復(いちようらいふく)」といい「陰が極まり再び陽にかえる日」つまり、冬至を境にして運が向いてくる、上昇に転じる日と考えられています。

冬至の日の天気で翌年の天気や農作物の収穫を占い、「冬至に雷が鳴ると雨が多い」「冬至に南風が吹くと、地震や日照り、大雨などの天災がおきる」などの言い伝えもあります。

海外の冬至

海外でも各国で、冬至にお祭りが行われています。北欧では「ユール」と呼ばれる冬至祭が行われます。「ユールログ」という大きな薪を燃やして悪霊を追い払います。北欧以外のヨーロッパでも各地で冬至祭は行われ、キリスト教が冬至祭の風習を取り入れたことで、クリスマスの風習になったともいわれています。

冬至に食べるかぼちゃと小豆

冬至にちなんだ食べ物にはいくつかありますが、最も一般的な食品は「かぼちゃ」と「小豆」ではないでしょうか。

栄養豊富なかぼちゃ

昔の日本では冬には新鮮な野菜が採れなくなるため、夏から秋に摂れた野菜を漬物にしたり乾燥させたりすることで保存性を高め、冬の間に大切に食べていました。かぼちゃの旬は夏ですが、夏に摂れたかぼちゃは丸ごとのまま冷暗所で保管して日持ちがするため、冬の間の貴重な栄養源だったといえます。ツルがしっかり乾燥してからの方が甘みが増しておいしくなり、栄養分も増えるといわれます。

かぼちゃで無病息災を祈る

かぼちゃにはβカロテン、カリウム、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。

・βカロテン
免疫賦活化作用があるといわれます。βカロテンは体内でビタミンAに変化して粘膜の健康保持や、のどや肺などの呼吸器を保護する働きがあるといわれます。本格的な冬の始まりに備えて冬至の時期にかぼちゃを食べることは、風邪の予防に効果的といえます。

・カリウム
カリウムは体内でナトリウムとのバランスをとる働きがあり、過剰なナトリウムを排出する作用があります。冬場の保存食には塩を多く使ったものも多いため、かぼちゃからのカリウムの摂取は健康維持に役立っていたと考えられます。

・ビタミンC・E
ビタミンCは免疫力を高め、ビタミンEは血行を促進する働きがあるため、本格的な冬を迎える冬至の時期には大切なビタミンです。

これらの豊富な栄養素に加えて、かぼちゃは比較的水分が少なく糖質が多いため、野菜の中では高カロリーです。甘味があり、子どもから大人まで広く好まれるので、冬に備えて体力をつけるために役立っていたと考えられます。

邪気を払う小豆

中国では小豆の赤い色は厄除けや魔除けの色とされ、冬至には小豆粥を食べる習慣があります。これが日本に伝わり、冬至に小豆を食べて厄除けと1年間の無病息災を祈る風習となりました。

小豆は秋から冬が旬ですが、乾燥させて保管することで、翌年の収穫時期まで食べることができます。たんぱく質が豊富なので、冬の間の貴重なたんぱく源であったといえます。ビタミンB1、B2、亜鉛や鉄などの微量栄養素が豊富であり、皮の赤い色はアントシアニンというポリフェノールです。小豆もかぼちゃと同様に、保存性の高い、冬の間の大切な食品であったといえます。

アイスの「あずきバー」やゆで小豆の缶詰でお馴染みの井村屋のウェブサイトです。小豆の栄養や健康効果についてわかりやすく説明されています。ご参考ください。
https://www.imuraya.co.jp/azuki/health/azuki_health/

いとこ煮

冬至に食べる代表料理に「かぼちゃと小豆のいとこ煮」があります。「いとこ煮」とは豆や野菜類などの植物だけで作られた料理に付けられる名前です。「いとこ」の由来は、

・野菜のかたさに合わせて煮えにくいものから順番に追々煮ることが転じて「甥々」、甥同士は従兄弟(いとこ)なのでいとこ煮と呼ぶようになったという説。

・野菜の種類ごとに、めいめいで煮ることが転じて「姪々」、姪同士は従姉妹(いとこ)なのでいとこ煮と呼ぶようになったという説。

・野菜や豆類は別の植物であっても畑でとれるので、兄弟ほど近くではないけれど、近い親戚であるいとこに例えていとこ煮と呼ぶようになった説。
など、いくつかの説があります。

地域で違ういとこ煮

いとこ煮は、それぞれの地域の農作物を生かして作られます。特に特徴的ないくつかの地方のいとこ煮について挙げます。
北陸地方では、浄土真宗宗祖である親鸞の命日に執り行われる行事の際に、精進料理のひとつとしていとこ煮がふるまわれます。小豆、大根、里芋、ゴボウ、人参、油揚げ、こんにゃくを煮て、味噌や醤油で味付けします。

山形県庄内地方のいとこ煮は、昔は農作業の間の休憩や子供のおやつにも作られていたようです。小豆ともち米を炊いたおこわで、砂糖をかけて甘く味付けしてあります。現在ではお祝い事の席でふるまわれます。

奈良県のいとこ煮は、かぼちゃと小豆を醤油と砂糖で甘く煮た、現在でも一般的ないとこ煮です。奈良県東部の御杖村では、かぼちゃと小豆を煮た後、つぶして練り上げ、砂糖で味付けした「いとこ練り」があります。

京都では小豆と野菜類をみそ汁にした「いとこ汁」があります。いとこ汁は古来からお祭りの際にふるまわれてきた縁起の良いお料理です。同じ「いとこ汁」という名前で呼ばれていても、京都の各地域それぞれに食材や味付けには特徴があります。

その他の冬至にちなんだ食べ物

かぼちゃと小豆の他にも、各地で冬至にちなんだ食べ物や料理があるようです。

こんにゃく

こんにゃくの名産地である群馬県ではこんにゃくを「砂おろし」と呼び、冬至にこんにゃくを食べる習慣があります。江戸時代に書かれた文献の「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」の中では「こんにゃくは腹中の土砂を下ろし、(中略)さい病を治するに功あり」と書かれています。こんにゃくのデトックス効果は、江戸時代から経験的に知られていたことといえます。

「ん」のつく食べ物

「ん」は50音の最後にくることから一陽来復の願いが込められ、「ん」のつく食べ物は縁起のいい食べ物とされました。これは「運盛り」といわれ、冬至には運盛りの中でも特に「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれる食べ物があります。

<冬至の七種>

食品 別名 読み方
かぼちゃ 南京 なんきん
蓮根 (ハス) れんこん
人参 にんじん
銀杏 (イチョウ) ぎんなん
金柑 (キンキツ) きんかん
寒天 (テングサ) かんてん
うどん 饂飩 うんどん

これらの七種には「ん」が2個ついているため、多くの幸運が呼び込めると考えられています。

柚子

柚子は食べるというよりも、お風呂に浮かべる「柚子湯」のイメージが強いかもしれません。一陽来復の幸運を呼び込む前には、禊として身を清めます。香りの強いものは邪気を払うという考えから、湯に浮かべて広がる柚子の香りを利用したと考えられます。

また冬至の読み方「とうじ」が「湯治(とうじ)」と同じであり、冬至のころに柚子が採れることから、お風呂に入れる風習が始まったともいわれます。
柚子の木は虫や病気に強いことから、柚子の木のように丈夫で長生きができるように、無病息災を願う意味が込められています

柚子にはビタミンCやビタミンEが豊富に含まれますが、果汁よりも果皮に多く含まれています。お風呂に入れるだけではなく、よく洗ってから皮をきざんでマーマレードや柚子茶にしたり、白菜などの野菜と一緒に漬け込んだり酢の物に加えるなど、皮も食べることで香りも良く柚子の栄養を摂ることができます。

柚子特有のさわやかな香りは、リモネンなどの香り成分が大脳に働きかけ、脳をすっきりさせたり、ストレスを和らげるなどの効果があるといわれています。他にも柚子には血行促進や鎮痛作用もあるといわれていますので、ストレスの多い現代の生活にも効果的といえます。

冬至レシピを紹介

簡単に作ることができる冬至の料理を紹介します。

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かぼちゃのいとこ煮(冬至かぼちゃ)

材料(4人分)
・かぼちゃ     小1/2個
・ゆで小豆(缶詰) 1/2缶
・砂糖       適量
・みりん      大さじ1
・醤油       大さじ2

作り方
1.かぼちゃは種とワタを取り、食べやすい大きさに切ります。面取りをしておくと、煮崩れを防ぐことができます。

2.かぼちゃを耐熱皿に並べて、500Wの電子レンジで3分加熱します。

3.竹串を刺してみて、少し硬いくらいのところでやめておきます。

4.鍋にゆで小豆と他の調味料を入れて混ぜます。ゆで小豆がかたい場合は、少し水を足してください。

5.鍋にかぼちゃを入れて火にかけ、かぼちゃがやわらかくなったらできあがりです。

※かぼちゃを電子レンジで加熱するときは、加熱しすぎないように短時間で様子をみてください。
※ゆで小豆の種類によってかたさや甘さが異なります。お好みに合わせて、水と砂糖で調整してください。

かぼちゃとレンコンの煮物

材料(4人分)
・鶏ひき肉     100g
・かぼちゃ     小1/4個
・レンコン     7㎝くらい
・生姜チューブ   1㎝くらい
・だし汁      1カップ
・酒        大さじ2
・みりん      大さじ2
・砂糖       大さじ1
・醤油       大さじ2

作り方
1.かぼちゃは種とワタを取り、食べやすい大きさに切ります。面取りをしておくと、煮崩れを防ぐことができます。

2.レンコンは皮をむいて、食べやすい大きさに切っておきます。

3.鍋にサラダ油(分量外)と生姜チューブを入れて、鶏ひき肉を炒めます。

4.鶏ひき肉の色が変わってポロポロになったら、レンコンを入れて炒めます。

5.レンコンに油がまわったら、かぼちゃを入れてだし汁を注ぎます。

6.沸騰したら火を弱め、アクが出たらすくいます。

7.他の調味料を加えて落し蓋をして、弱火で10~15分煮ます。

小豆がゆ

材料(4人分)
・米        200g
・小豆       30~40g
・小豆の茹で汁+水 1ℓ

作り方
1.小豆は洗って、一晩水に浸けておきます。

2.たっぷりの水で小豆を2回茹でこぼします。

3.もう一度、たっぷりの水で小豆を茹でます。小豆が八割がたやわらかくなったら、小豆をザルにあげますが、このとき茹で汁はとっておきます。

4.お米はさっと研いで、ザルにあげます。

5.土鍋などの厚手の鍋にお米を入れます。小豆の茹で汁1ℓを鍋に入れます。茹で汁が足りないときは水を足して1ℓにします。

6.30分くらいお米を浸漬します。

7.上に小豆をのせ、ふたをして強めの中火にかけます。

8.沸騰したら弱火にして、少しふたをずらしてコトコトと炊いてください。小豆とお米がやわらかくなったらできあがりです。

※炊いている途中で水分が少なくなったら、お湯を足してください。

こんにゃくの味噌田楽

材料(2人分)
・板こんにゃく   1枚
・味噌       大さじ3
・砂糖       大さじ2
・酒        大さじ1
・みりん      大さじ1
・醤油       小さじ1/2

作り方
1.こんにゃくは1~2㎝幅に切り、表面に浅く切れ目を入れます。

2.沸騰したお湯でこんにゃくを2~3分茹でます。

3.こんにゃくの水気をきり、フライパンで両面を焼いて水分を飛ばします。軽く焼き目がついて、チリチリと音がしてきたら火を止めます。

4.耐熱容器に調味料を入れて混ぜ、500Wの電子レンジで2分加熱します。

5.電子レンジから取り出してよく混ぜ、もう一度500Wで2分加熱します。

6.こんにゃくにみそをかけてできあがりです。

※電子レンジによって加熱の強さが異なるので、味噌は様子をみながら加熱してください。鍋に入れてコンロで混ぜながら加熱しても大丈夫です。
※味噌の種類によって塩分が異なりますので、砂糖やみりん、しょうゆの量などはお好みで加減してください。
※コショウや粉山椒、一味唐辛子、柚子の皮のすりおろしなどをトッピングしてもおいしく食べられます。

冬至にちなんだ食べ物まとめ

冬至にちなんだ食べ物には、幸運の訪れと無病息災を祈る気持ちが込められています。日本に続く風習はただの習わしというだけではなく、理にかなった事柄が多くあります。その意味を知って現在の生活に生かし、楽しみながら伝えていきましょう。

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