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足の親指が痛い!痛風の基礎と原因を解説

作成日:2019年9月10日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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足の親指が痛い!痛風の基礎と原因を解説

痛風という病気。日本では「ぜいたく病」などとも言われています。
どうして「風が吹いても痛みがでる」と例えられるくらい辛い病気なのに「ぜいたく病」などと言われているのかというと、昔は「美味しい食事」「美味しいお酒」をたらふく毎日楽しむ裕福な人たちに多かった病気だからだと言われています。

しかしこの「ぜいたく病」という見方は、あながち間違っていなかったのかもしれません。
というのは、古代エジプトのミイラから、痛風になっていた痕跡が見つかったという報告もあります。
また、ニュートンやダーウィンなども痛風に苦しんだと伝わっています。

このような痛風ですが、最近では日本でも注目を集めています。
そこで今回は、足の親指が痛くなることの多い「痛風」について解説していきます。

痛風の基礎知識

昔の日本で「痛風」は、ほんとうに一部の人だけがなる、確かに「ぜいたく病」と言われてもおかしくない病気でした。

しかし最近は日本でも痛風の人が増えているというのです。

痛風の人は増えているの!?

厚生労働省が平成28年に大規模調査した「国民生活基礎調査」というものがあります。
この調査結果を見ると、平成28年(2016年)ではなんと痛風で通院している人の推計結果が約110万人を超えているということなのです。

痛風で通院している人の数の推計結果

1998年約59万人
2001年約69万人
2004年約87万人
2007年約85万人
2010年約96万人
2013年約106万人
2016年約110万人

厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」-性・傷病別にみた通院者率(人口千対) より
URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-h28_rev2.pdf

この数字を見ると生活習慣病に詳しい方なら、「糖尿病や高血圧よりも少ないから大丈夫なんじゃないのか」と思われるかもしれません。
しかし、この数字で問題なのは「痛風」と診断されて通院している人がこれだけ増えているということは、痛風の予備軍である「高尿酸血症」の人は10倍を超えていると推定してもおかしくはありません。

特に最近の痛風の傾向としては、40歳以降の中年男性が患う病気というイメージを覆し、20代や30代、または70代以降の方も痛風を患っている方が増えているのです。

痛風の一歩手前「高尿酸血症」の原因とは

痛風の予備軍とも言える「高尿酸血症」は、激痛が起こるまで自覚症状がほとんどありません。
しかし気をつけていると健康診断の結果でわかるようになっています。もし医師から「尿酸値が高いですね」と言われたことがあるのなら、痛風予備軍だと考えておくのが良いでしょう。

できるなら予備軍の段階で運動や食生活の改善をはじめるのがおすすめなのですが、自覚症状がないためどちらもスタートする気にはなりにくいこともわかります。
そして現在は、好きなときに好きなものが食べられますし、運動不足になりがちな社会の仕組みになっていますので、激痛が出ない限りは対処することなく尿酸値が高いまま過ごしてしまう方も多いのではないでしょうか。

高尿酸血症の原因は、このように

・運動不足
・食生活の変化

が大きな原因となります。また、昨今の社会情勢を鑑みると「ストレス」も原因の一つに入るのではないかと言われています。

痛風と尿酸との関係

先ほどから登場している「尿酸」とはいったい何なのでしょうか。少しだけ詳しくお話ししていきます。

尿酸は最終代謝産物

「痛風」と「尿酸」は強い関連性があります。というのも痛風の原因は「尿酸」の量にあるからです。
尿酸は何から生み出されているのかというと「プリン体」と呼ばれる物質から出来ています。
プリン体は2つの経路で私たちの体の中に存在しています。

(1)細胞
私たちの体を構成している多くの細胞。これらの細胞は常に新陳代謝を繰り返しながら、古い細胞は壊れ、新しい細胞が生まれています。

ここでポイントになるのは「古い細胞が壊れた」ときなんです。古い細胞が壊れたとき、細胞の中核をなす核酸の一つであるプリン体から尿酸が作られるんです。
そして壊れた細胞から出来た尿酸は、体の中でこれ以上分解することができません。後は体から外へ排泄するしかありません。
こういった物質を「最終代謝産物」と呼んでいます。

(2)食事
細胞の構成要素であるプリン体以外にも、私たちはプリン体を体の中に入れることがあります。
その方法とは「食事」です。一般的に有名なのは

・ビール
・レバー

など「高エネルギー食品」「動物性食品」と呼ばれる食べ物に多く含まれています。
食事からプリン体を取り込んだ体は、エネルギーとして使いますが、残った分は血液を通して肝臓へ運ばれ、尿酸に分解されてしまいます。

その後、尿酸は尿へ溶け排泄されることで、私たちの体の尿は一定量を保つようになっています。

健康なら尿酸は排泄される

ここまでの話を聞くと「尿酸=悪者」というイメージがあるかもしれません。
しかし尿酸が悪者なのではなく、一定以上の尿酸が増えることが問題なのです。

尿酸は、次のような抑制力があると言われています。

・がん
・老化

私たちの体の中で出来る物質の多くは、何らかの必要があって生まれています。そういう意味でも尿酸は健康に暮らすために必要な物質であると言えるでしょう。

尿酸濃度が上昇する理由

健康なら尿酸は一定量を残して排泄されますので、濃度が高くなることはありません。

しかし、何らかの原因で尿を作る量と排泄する量のバランスが崩れると、尿酸濃度が上がってしまいます。

高尿酸血症は2つのタイプがある

尿酸濃度が高くなることを「高尿酸血症」と言います。そして高尿酸血症には、次の2つタイプがあることを覚えておきましょう。

(1)尿酸排泄低下型
日本人の高尿酸血症の60%以上が、このタイプではないかと言われています。
尿酸排泄低下型とは、字を見るとわかりますね。作られる尿よりも排泄する尿の量が少ないということです。

この状態は、次の疾患によって誘発されやすくなります。

・動脈硬化
・高血圧
・糖尿病
・腎臓病

どの病気も腎臓機能が低下しやすいため、尿酸を外に出す排泄に影響が出やすくなります。
ですから痛風や痛風予備軍で「高血圧」「糖尿病」を医師から指摘されることがある人は、尿酸濃度を上げている原因である病気を治療することが大切です。

(2)尿酸産生過剰型
こちらは日本人には大変少ないタイプです。
排泄は正常なのに、過剰に尿を作ってしまうことで尿酸濃度が高まります。

原因としては、食事の取り方が影響しているのではないかと言われています。
大量にプリン体を含んでいる食品を食べることが多かったり、アルコールを飲み過ぎたりする人は注意しておきたいところです。

肥満になると尿酸値が高くなる?

必ずしも「肥満=尿酸値が高い」ということではありません。その人の体質にもよります。

しかし肥満の人には尿酸値が高い傾向があることは確かです。
内臓脂肪がたまりやすい方は、尿酸値が高くなることが多いです。

また、健康診断で「メタボリックシンドローム」を指摘された方にも、尿酸濃度が高い傾向がみられます。この関係性は解明されていませんが、メタボリックシンロドームの代表的な病気である

・高血圧
・糖尿病

などによって尿酸濃度が高くなる傾向にあるのではないかとも言われています。
どちらにしても、メタボリックシンドロームを放っておくと

・高血圧
・糖尿病

以外にも、

・動脈硬化
・脳梗塞
・心筋梗塞

など、命に関わる病気を引き起こす可能性もあります。普段から肥満やメタボには気をつけておきたいですね。

肥満以外でも尿酸値が上がる原因

肥満以外でも尿酸値の上がる原因があります。

(1)食事
先ほども少し出てきましたが、プリン体を多く含んだ食事を続けたり、大量に食べたりすると、尿酸が過剰に作られてしまいバランスが取れなくなります。

(2)食べ過ぎ
忘年会、新年会シーズンは要注意です。ついつい食べ過ぎてしまうシーンが増えてきます。

過度な食べ過ぎは、尿酸をバランスよく処理することができなくなります。
単に「体重が増える」というだけではなく、体の健康を考え「ほどほど」に食べておくのがベストです。

(3)飲み過ぎ
食べ過ぎとセットで起こりやすいのが「飲み過ぎ」です。特にアルコールの中でもビールの飲み過ぎは、過剰にプリン体を体へ取り込んでいますから、尿酸のバランスを取ることが大変難しくなります。

(4)お薬や治療
病気の治療によって尿酸濃度が上がることもあります。気になる場合は、担当医に相談するようにしておきましょう。一時的な副作用なのか、治療を進めながら別のお薬が必要なのかを教えてもらいましょう。

痛風はこうしてやってくる

激痛が走る痛風。
痛風は次のような仕組みでやってきます。

痛風3つの進行

痛風は大きくわけると3つの段階でみることができます。

(1)高尿酸血症期
体内の尿酸が増えていますが、本人の自覚症状はまったくありません。
痛くもありませんし、普段の生活への影響もありません。

そのため健康診断で指摘されても「まだ大丈夫」と思ったまま何も治療せずに暮らしてしまいます。
ただ医師によるとこの段階は「嵐の前の静けさ」と言える時期だそうです。

(2)痛風発症期
突然、激痛が足の親指に出てきます。おそらく痛すぎて歩くこともままならないでしょう。
どうやっても痛いので、とにかくガマンするしかないかもしれません。しかし、この激痛ですが多くの場合は2週間くらいで治まります。

そのため痛みが過ぎると「大丈夫大丈夫」となりがちです。でも尿酸濃度が高いことは変わりません。痛みが無いからといっても濃度が低下したわけではないのです。
治療せずにいると、また激痛がやってきます。

(3)慢性結節性痛風期
治療せずに放置すると、痛みが慢性化します。そして痛みのあった近くにゴツゴツとしたコブのようなものが出来てきます。

また、糖尿病や高血圧、腎臓病を誘発することもあります。

足の親指が痛くなる仕組み

痛くなる仕組みは大変シンプルです。

(1)体内の尿酸が過剰に増えると、血液中にとけ込むことができません。その結果、関節に「尿酸塩」として結晶ができてしまいます。

(2)結晶になった尿酸塩を、私たちの体の防御システムである「白血球」が攻撃し始めます。これは白血球からすると「異物=敵」ですから、当然の行いです。

(3)白血球の攻撃=炎症が起こります
白血球は炎症を起こしながら、尿酸を取り込んで壊そうともします。

(4)さらに炎症
さらに白血球は私たちの体を外的から守ろうとして炎症作用を強めます。この炎症を強める物質が、激しい痛みを起こします。

私たちの体を守ろうとする白血球の働きによって、激しい痛みが起こっているのです。

70%が親指でおきる

おそらく尿酸が溜まりやすい部位が、足の親指なのではないかと言われています。
そのため、痛風を初めて経験される方の70%が足の親指なんです。
足の親指以外には、

・膝の関節
・アキレス腱のまわり
・くるぶし

こういった関節部分に発症しやすいです。

足の親指が痛いときに気をつけること

まず、1番目は医師へ相談することです。痛みが出てきているということは、尿酸濃度がかなり高くなっている証拠です。放置してはいけません。

2番目は食生活の改善です。
栄養バランスに気をつけた食事を規則正しく食べましょう。また肥満になりやすい栄養分は控えめにしておきたいですね。

3番目は運動です。
激しい運動ではなく、有酸素運動を積極的に行いましょう。いつもより1駅手前で降りて家まで歩くのでもOKです。
会社帰りには、いつもの駅より1駅先まで歩くことでも運動不足を解消することができるでしょう。

痛風の原因と対策まとめ

痛風になると歩くことができません。杖か何かで支えながらでないと移動するのも難しいです。
ですから、今はまだ痛みが出ていないのなら、今のうちに治療を始めておきましょう。
医師と相談し適切なお薬を飲みながら、食生活の改善にも取り組まれるのがベストだと思います。

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