ご希望のお弁当/食材の種類から探す
配食のふれ愛は、原材料にこだわり抜き、ご高齢者様向けに味付け、栄養バランスなどに配慮した美味しいお弁当を毎日、日替わり献立でお届けします。
HOME > コラム一覧 > 三大激痛といわれる病気とは / 更新日:2019年11月10日
HOME > コラム一覧 > 三大激痛といわれる病気とは / 更新日:2019年11月10日
【毎月更新!】コラム 最新記事一覧へ戻る

三大激痛といわれる病気とは

三大激痛といわれる病気とは

痛みは人の体を守るために必要な感覚ですが、激しい痛みは想像するだけでも怖くなります。中でも「三大激痛」と呼ばれるほど、耐え難い痛みの病気があります。

三大激痛にあげられる病気

三大激痛にあげられる病気の組み合わせにはいくつかあり、「尿路結石・群発頭痛・心筋梗塞」や「尿路結石・痛風・歯痛」などの組み合わせが多いようです。このように激痛に襲われるような病気は、できれば経験したくないものです。

尿路結石症

尿路結石症は、腎臓から尿道までの尿路に結石ができる病気です。中年以降の男性に多くみられる病気ですが、最近は若い人や閉経後の女性にも増加の傾向があります。
結石のできる位置によって「腎結石」「尿管結石」「膀胱結石」と呼ばれます。腎臓にできた結石は無症候のことが多いですが、尿管結石では非常に激しい痛みがおこります。結石が尿管に詰まって尿が流れなくなったり逆流したりすることで、尿が尿管や腎臓を圧迫するため強い痛みが生じると考えられています。

わき腹や片側の背中におきる激しい痛み(疝痛発作)と血尿が特徴的な症状で、夜間や早朝に激痛に襲われることが多く、痛みは通常3~4時間続きます。他にも吐き気や発熱、残尿感などの症状がおきることもあります。
結石はその成分の違いによっていくつかの種類がありますが、最も多いといわれるのはシュウ酸カルシウム結石です。

尿路結石を予防するには

シュウ酸カルシウム結石は食生活と深く関係していると考えられています。特に肉類などの動物性たんぱく質に偏った食習慣が要因のひとつといわれます。肉類を食べるとシュウ酸や尿酸などの物質が体内に増え、このうちシュウ酸はカルシウムと結合しやすい性質を持っています。シュウ酸は腸内でカルシウムと結合すると便とともに排出されますが、シュウ酸の量が多量の場合は尿中にも排出されます。尿中でカルシウムと結合すると石のような塊となって腎臓に悪影響を及ぼしたり、尿管が詰まったりします。

尿路結石症の予防のためには次のことに注意が必要です。

・水を多めに飲む
尿の濃度が高くなると結石を作りやすくなります。小さな結石であれば自然に尿中に排泄されることも多いため、十分な水分補給が大切です。ただし紅茶やコーヒーにはシュウ酸が多く含まれるため、飲み過ぎには注意が必要です。

・カルシウムを十分に摂る
腸内でシュウ酸がカルシウムと結合することで、便として排出されやすくなると考えられます。

・シュウ酸を多く含む食品を食べ過ぎない
肉類に偏った食生活は改善し、野菜類を多く摂るように心がけましょう。ほうれん草やたけのこなど、シュウ酸を多く含む野菜もありますが、茹でることでシュウ酸は水に溶けだします。下茹でし、一度に多量に食べることは避けましょう。

・ビタミンCを摂り過ぎない
ビタミンCは代謝の過程でシュウ酸を作ります。大切な栄養素なので適量の摂取は必要ですが、サプリメントなどで多量に摂取することは避けましょう。

・適度な運動
軽めの運動をすると、結石が砕けて自然に排出されやすくなるといわれています。

心筋梗塞

心筋梗塞の痛みでは「胸が締め付けられるような痛み」「えぐられるような痛み」といった表現をされることが多く、突然激しい痛みが15分以上と長く続きます。鋭い痛みというよりは、痛みの場所を特定できないような痛みで、胃や肩のあたりにも痛みを感じることがあります。

突然の胸の痛みに襲われたら、その場で安静にして衣服を緩めてください。しばらくして痛みが治まっても、救急車を呼びましょう。病院に到着までの間も、救急隊が適切な処置を行ってくれます。

心筋梗塞を予防するには

高血圧や脂質異常症などの生活習慣病や、偏った食事、運動不足、喫煙などは心筋梗塞の危険因子です。心筋梗塞の予防には、生活習慣を見直して規則正しい生活を送ることが大切です。また極度の不安や季節の変わり目などが、心筋梗塞発症のきっかけとなることがあるため注意が必要です。

・適度な運動
適度な運動は血液の循環を改善し、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の改善に役立ちます。早歩きの散歩などの習慣は効果的です。

・塩分を控える
高血圧は心筋梗塞の大きなリスクとなります。血圧を適正にコントロールするためには、塩分1日6g以下を目指しましょう。減塩でもおいしく食べるためには、香辛料や酸味を上手に利用します。また調理に使う塩分だけでなく、加工食品に含まれるナトリウム量にも注目するようにしましょう。

【配食のふれ愛】では、塩分量を調整したメニューもあります。ただいま無料試食キャンペーン中です。ぜひお試しください。
https://www.h-fureai.com/trial/

・禁煙
タバコは血流や血管、血圧に、大きな悪影響を及ぼします。禁煙によって動脈硬化の進行や血栓ができるのを予防することができます。飲酒にも動脈硬化の悪化や血圧の上昇といった悪影響があります。過度の飲酒は避け、適量を守りましょう。

痛風

多くは、足の親指付近に激痛が走ります。「風が吹いても痛い」といわれるほどの痛みが襲うのが痛風発作です。発作がおきると、数日は立てないほどの痛みが続きます。そのまま放置しても痛みは消失しますが、適切な治療を受けないと発作を繰り返しながら悪化していきます。

痛風の原因となるのは高尿酸血症です。高尿酸血症は体内で作られる尿酸が増えすぎている状態です。健康診断で尿酸値が7.0㎎/dlを超えると高尿酸血症です。高尿酸血症自体には自覚症状はありませんが、尿酸値が高い状態が継続すると尿酸が結晶化して、関節や組織にたまることで炎症をおこし、痛風発作を引きおこします。一度痛風発作を起こした人が再発を予防するには、尿酸値を6.0㎎/dl以下に抑える必要があります。

痛風を予防するには

尿酸値を適正に保ち痛風発作を予防するには、食事を含めた生活習慣の改善が最も大切です。

・適切なエネルギー摂取
肥満を解消するだけで尿酸値は下がることがあります。肉や魚の内臓にはプリン体が多く含まれるので、食べすぎないようにしましょう。

・飲酒は適量を守る
アルコールには尿酸値を上げる作用があります。お酒は適量を守りましょう。

・水分を十分に摂る
尿酸は尿中に溶けて一緒に排泄されるため、1日2リットルの水やお茶を飲みましょう。

・ストレスをため込まない
ストレスによって尿酸値が上がることがわかっています。ストレスは上手く解消しましょう。

・適度な有酸素運動
呼吸が苦しくならない程度の有酸素運動をしましょう。瞬発的に筋肉を使うような無酸素運動は尿酸値を上げることがあります。

群発頭痛

「目玉をえぐられるような痛み」と例えられます。頭の片側だけ、目の奥に激痛が走ります。他に目の充血と涙、鼻水が止まらないなどの症状が伴うこともあります。夜中や睡眠中、明け方におこることが多く、毎日ほぼ同じ時間帯におこることが特徴です。症状は1~2時間続きます。20~40歳代の男性に多く、1~2か月の間毎日のように繰り返す群発期を半年から2年おきに繰り返します。

群発頭痛は、脳の視床下部という場所が関係しておこります。何らかの原因で視床下部が刺激を受けると、頭部に分布する三叉神経が痛みを感じます。三叉神経は眼の奥につながっていて、頭部の左右に分かれているため、症状は顔の片側だけにおこります。

群発頭痛は一般的な鎮痛薬は効きません。群発頭痛の治療にはトリプタンの自己注射が効果があります。トリプタンは三叉神経の興奮を抑えて痛みを鎮めます。トリプタンの内服薬もありますが効果が出るまでに時間がかかるため、即効性のある注射薬を使用することが多いようです。もうひとつの治療方法に酸素吸入があります。酸素マスクを使用して1分間に7~10リットルの医療用酸素を15分吸入します。なぜ多量に酸素を吸うと頭痛が改善するのか、はっきりとはわかっていません。また酸素吸入は効果がない場合もあるため、専門医の指示で検証する必要があります。

群発頭痛発作を予防するには

・群発期の禁酒
群発期にはアルコールを摂取すると必ず頭痛がおきるので、飲酒は避けます。群発期ではない時にも飲み過ぎに注意し、適量を守りましょう。

・禁煙
明らかな関連性は証明されていませんが、群発頭痛のある人には喫煙者が多いので禁煙が勧められています。

・規則的な睡眠
睡眠のパターンが不規則だったり、長時間の昼寝をしたりすると頭痛がおこることがあります。日頃から規則的な生活と睡眠を心がけましょう。

歯痛

歯の痛みは痛みの発生場所によっていくつかに分類できますが、最も激痛が伴うのは歯髄の痛みといわれます。ズキズキと大変強力な痛みで、耳や頭、頬やあごに広がって痛みを感じることがあります。

歯は表面からエナメル質、象牙質、歯髄と3層になっていて、歯髄は歯の中心部にあたります。歯髄には多くの神経や血管が走っているため、ここに炎症がおきると激痛がおこります。炎症の原因は、虫歯が歯髄に達した場合や歯の破損などがあります。

歯髄の痛みは歯髄を除去することで直ちに消失しますが、除去した場合は歯の根の治療が必要となります。歯髄を保存する場合は、麻酔をして適切な治療を行うことで、痛みは消失します。

歯痛を予防するには

・ていねいな口腔ケア
歯の痛みを予防するには毎日のていねいな口腔ケアが何よりも大切です。虫歯や歯周病を予防することで歯の痛みの多くは防ぐことができます。

・定期的な歯科検診
定期的に歯科検診を受けることで、歯科疾患を早期発見して治療をすることができます。毎日ていねいに口腔ケアをしていても、自分ではよく磨くことが難しい歯もあります。定期的に歯科衛生士による専門クリーニングを受けることは口腔内の環境を良好に保つためにとても効果的です。

その他の強い痛みが生じる病気

他にも痛みを伴う病気はとてもたくさんありますが、中でもがんの痛みは耐え難い苦痛です。近年はがんの診断の発達に伴って、治療の妨げとなる疼痛は取り除くことで、治療の効果を最大限に引き出せると考えられるようになっています。

がん

がんの痛みの原因は3つに分けて考えられます。

・がん性疼痛
がん自体が原因の痛みです。がんの広がりや転移によって生じます。がん性疼痛は約80%が薬でコントロールが可能だといわれています。

・治療に伴う痛み
手術後の痛みや放射線治療、化学療法によって痛みが生じたり、神経障害や口内炎などの副作用でも痛みがおこることがあります

・全身の衰弱や合併症の痛み
長期の臥床による腰痛や褥瘡などによっても痛みが生じます。また、新たに合併した病気による痛みやもともとの持病の悪化などによる痛みもあります。

がんの痛みも、鎮痛剤を適切に使用することで和らげることができます。がんだからといって痛みにただ耐える治療は過去のものです。痛みがあることを医師にしっかりと伝え、がんの治療とあわせて痛みの治療もすることが推奨されています。

シオノギ製薬のウェブページです。がんの痛みの治療について詳しく説明されています。ご参考ください。
http://www.shionogi.co.jp/tsurasa/treatment/

痛みの種類

人は痛みを感じることで自分の身体を守っています。もし痛みを感じないと、自分の怪我や病気に気づかずに重症化し、手遅れになる可能性があります。実際に先天性無痛症という難病の場合は、痛みや暑さを感じることができずに、ちょっとした怪我や病気でも命にかかわることがあります。

痛みの種類は、その原因によって大きく3つに分けられますが、それぞれの原因が複合的に痛みをおこしていることもあります。

痛みの原因 特徴
侵害受容性疼痛 怪我ややけどなどの体の損傷部分で炎症がおこり、発痛物質(プロスタグランジン、ブラジキニン)が、末梢神経にある侵害受容器という部分を刺激すると痛みを感じます。 切り傷やすり傷、やけど、打撲、骨折、関節リウマチや変形性関節症など、一般的な痛みの多くがこの痛みです。ほとんどの場合は急性の痛みですが、痛みの原因となっているケガや病気が長期間に渡ると、慢性の痛みになることがあります。
神経障害性疼痛 何らかの原因で神経が障害されることでおこる痛みを神経障害性疼痛といいます。 帯状疱疹が治ったあとに残る痛みや糖尿病の合併症による痛みやしびれ、坐骨神経痛や頚椎症などの痛みは神経障害性疼痛です。見た目に確認できる傷や炎症などがないのに痛みがある場合は原因が神経にあることが考えられます。
心因性疼痛 体に損傷がなく、神経にも問題はないのに痛みを感じることがあります。侵害受容性疼痛にも神経障害疼痛にも当てはまらない痛みは心因性疼痛と呼ばれます。 現在は痛みの原因は心(精神機能)ではなく、脳の体についての認知機能の異常によって生じると考えられています。検査で異常や原因が特定できない痛みの場合、異常や原因がないわけではなく、脳に何らかの変化や異常がおきている可能性が考えられています。

まとめ

強い痛みが生じる病気には予防できるものと、予防が難しいものもあります。しかし生活習慣や食生活などを見直すことで予防ができる病気は、ぜひ早期に改善をして、激痛に襲われるリスクを低減しましょう。

記事一覧へ戻る>