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栄養補助食品の種類や特徴、注意点などを解説!

作成日:2019年4月10日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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栄養補助食品の種類や特徴、注意点などを解説!

在宅で介護や医療を受ける要介護者の4人に3人が低栄養のリスクを抱えています。食事だけでは補えない栄養素を補給するために有効なのが栄養補助食品です。ここでは、低栄養の原因や予防方法、栄養補助食品の種類や特徴について説明していきます。

低栄養って何?原因は?

低栄養とは、身体に必要なエネルギーや栄養素が不足した状態です。低栄養状態では、体重の減少や筋力の低下、免疫力の低下などが起こります。また皮膚や骨も脆くなってしまうため、床ずれが起こりやすかったり傷がなかなか治らなかったり、骨折をしやすい状態となってしまいます。また、食事量が減ると水分摂取量も減少するため、脱水状態にもなりやすくなります。

高齢者の低栄養の原因は様々です。加齢に伴う機能の低下により、食べ物を細かく噛み砕いたり飲み込みにくくなることで食事量が減少したり、高齢になると味覚や嗅覚といった感覚機能が低下するため、食事を美味しく感じられなかったり、夫婦二人だけや独りでの食事が多く、食事が簡素化してしまうことが原因として考えられます。

高齢者の低栄養の主な原因

・咀嚼、嚥下機能の低下
→噛むこと、飲み込むことが困難となると柔らかいおかゆやペースト状の食事が中心となるため、エネルギー量や栄養素が不足してしまいます。

・味覚、嗅覚の低下
→食事が美味しく感じられなかったり、高血圧などの治療食である薄味の食事では味が感じにくくなるため食欲が減退します。

・夫婦2人だけや独居世帯による孤食
→高齢になると毎日の食事作りが大変だったり食事が楽しく感じられなかったりすることから、食事を簡単に済ませてしまうことで栄養不足に陥ります。また、肥満やコレステロール値を気にして過度に食事量や動物性たんぱく質などを制限してしまうことが低栄養に繋がります。

低栄養のリスクの目安

・体重の変化
体重の変化は低栄養のリスクの目安となります。
「体重が6か月間に2~3kg減少」または「1~6か月間の体重減少率が3%以上」、 
BMIは18.5未満が「やせ」の範囲で、18.5未満より下がるほど死亡率が高くなります。

※BMIとは、肥満度を示す指数のことです。
BMIは、体重kg ÷ (身長m2で求められます。

日本肥満学会の肥満基準(2011年)

状態指標
低体重(痩せ型)18.5未満
普通体重18.5以上、25未満
肥満(1度)25以上、30未満
肥満(2度)30以上、35未満
肥満(3度)35以上、40未満
肥満(4度)40以上

高齢者に不足しがちな栄養素

身体にとって必要な栄養素であるため、過不足なく補うことが大切です。

栄養素働き多く含む食品
カルシウム骨や歯を作り、筋肉の収縮や血液凝固の促進に関与牛乳・乳製品、小魚、海藻、豆類、野菜
ヘモグロビンの構成成分となり酸素を運搬するレバー、赤身の肉、赤身魚、貝類、ホウレンソウや小松菜などの緑黄色野菜、ひじきなどの海藻類、大豆製品、卵黄
ビタミンA目や皮膚の粘膜を健康に保つ鶏・豚レバー、うなぎ、乳製品(牛乳、バター、チーズなど)、卵、緑黄色野菜
ビタミンB1糖をエネルギーに変えるために必要な栄養素肉類や魚類(中でも豚肉や魚の血合部分に多い)、豆類
ビタミンB2糖やたんぱく質、炭水化物をエネルギーに変えるために必要、皮膚や髪、爪などの細胞の再生に関与落花生などの豆類、レバー、牛乳、卵、緑黄色野菜

参考:健康長寿ネットhttps://www.tyojyu.or.jp/net/index.html

低栄養の治療・予防の方法は?

なぜ食べられないか、という根本的な原因によって治療方法は異なります。

・入れ歯の調整
→入れ歯の不具合があり食べ物が噛みにくい場合には、入れ歯を調整する必要があります。

・1日3食規則正しくバランス良く食べる
→規則正しく食事を摂ることで、生活リズムも規則正しく整えられます。また、菓子パンや麺類など単品メニューにせず、肉や魚あんどたんぱく質を多く含む食品をおかずに1品以上取り入れましょう。偏った食事ではなくバランスよく栄養を摂ることが大切です。

・家族や友人などと食卓を囲み、楽しい食事にする
→夫婦二人世帯や独居の場合には可能であれば家族や友人だったり、デイサービスなど外出の機会を持つことがおすすめです。誰かと食事をすることで食事が楽しくなり、美味しく感じられることに繋がります。

・栄養補助食品で補う
→1回で量を多く食べることができない場合には、栄養補助食品を取り入れましょう。

栄養補助食品って何?

栄養補助食品と呼ばれるものには法律的な定義はありません。いわゆる健康食品に属しますが、健康食品自体にも明確な定義はなく、一般に「健康の保持増進に資する食品」と考えられています。ここでは不足した栄養やエネルギーを補うことができる食品を栄養補助食品として紹介していきます。

栄養補助食品は、うまく食事が摂れないときや、食事量が不足しているときに不足したエネルギーや栄養素を補うことができる食品です。少量で高カロリーのエネルギーを補給したり、たんぱく質やビタミンを補給するものなど様々な種類があります。またドリンクやゼリー、ビスケットなど形態も様々で、味のバリエーションを豊富に取り揃え、毎日食べても飽きないよう工夫がされています。不足しているエネルギー量や栄養素に注目するだけではなく、摂取しやすい形態のものを選ぶことが大切です。

栄養補助飲料

ドリンクタイプの栄養補助食品は、水分補給を兼ねて不足したエネルギー量や栄養素を補うことが出来ます。メーカーや配合されているエネルギー、栄養素のバランスなどによって様々な種類があるため、医師や栄養士に相談し不足している栄養素を補えるものを選ぶと良いでしょう。特に、糖尿病や腎臓病など持病がある場合には摂取に制限がある栄養素が含まれていることもあるため、飲んでも問題ないか主治医に確認することが大切です。栄養補助飲料の一例と配合されている栄養素を紹介します。

エンシュア・リキッド/エンシュア・H (アボットジャパン)

エンシュア・リキッド/エンシュア・Hは医療用医薬品であり、購入には医師の処方が必要です。経腸栄養剤として胃ろうの患者さんにも使用されている栄養補助飲料で、主要栄養素やビタミン・ミネラルを効率よく摂取できます。エンシュア・リキッドは1mlあたり1.0kcalで、エンシュア・Hは1mlあたり1.5kcalであるため、エンシュア・Hの方が少量でより高いカロリーを摂取することができます。成分に牛乳由来のカゼインが含まれているため、副作用として下痢がみられる場合があり、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる人は注意が必要です。味は、エンシュア・リキッドはバニラ・コーヒー・ストロベリー味の3種類で、エンシュア・Hはバニラ・コーヒー・黒糖・バナナ・ストロベリー・メロン味の6種類です。

明治メイバランス(明治)

ドラッグストアや大型スーパーでも購入ができる栄養補助飲料です。ドリンクタイプのヨーグルトテイストやミルクテイストなど味のバリエーションが豊かです。1本でご飯1杯分相当のエネルギーを補給でき、主要栄養素に加え11種類のビタミン、10種類のミネラル、レタス3/4子個分の食物繊維を摂ることができます。味は、ヨーグルトテイストはブルーベリー・白桃・いちご・マスカット味の4種類で、ミルクテイストはバナナ・ストロベリー・コーヒー・抹茶・ヨーグルト・コーンスープ味の6種類です。
通常のメイバランスよりも高カロリーで栄養素を多く含んだ「明治メイバランスArg」という商品も発売されており、食事があまり食べられない方や横になっている時間が長い方におすすめです。

ブイ・クレスBIO(ニュートリー株式会社)

1本あたり90kcalと摂取エネルギーは控えめに、成人男性の食事摂取基準の平均2~3倍のビタミンを配合している栄養補助飲料です。鉄は摂取基準の67%含んでおり、牛乳由来の成分は使用していないためアレルギーの方でも飲むことができます。味はキャロット、ラ・フランス、ピーチ味の3種類です。

ディムス(クリニコ株式会社)

糖尿病患者さん向けに糖質や栄養素を調整した栄養補助飲料です。食物繊維が多めに含まれているため食後の血糖値の上昇が他の栄養補助飲料と比べると緩やかで、主要栄養素のバランスが「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン」に基づいて配合されているのが特徴です。味はプレーン味の1種類です。

レナジーbit(クリニコ株式会社)

腎機能が悪い方向けにたんぱく質、カリウム、リン、ナトリウムの摂取量を抑えながらエネルギーやその他栄養素を補給できる栄養補助飲料です。1本(150kcal)あたり、たんぱく質は0.9gと腎不全の患者さんでも安心して飲むことができます。味は乳酸菌飲料風味とコーヒー風味の2種類あります。

製品名エンシュア・リキッド明治メイバランスブイ・クレスディムスレナジーbit
内容量 ml100125125100125
エネルギー kcal10020090100100
たんぱく質 g3.527.50.34.00.9
脂質 g3.525.602.84.2
炭水化物 g13.731.722.316.731.2
食物繊維 g2.52.44.0

その他の栄養補助食品

・ゼリータイプ
→嚥下機能が低下した高齢者でも飲み込みやすい形態です。フルーツ味のゼリーのほかにも、プリンやムース、羊羹など多種多様な商品があるため、食後のデザートとしても楽しめます。

・菓子類
→クッキーや煎餅などに栄養素が付加されている菓子類は、間食として取り入れることで手軽に栄養補給をすることができます。腎臓病患者さんのために、たんぱく質を抑えエネルギーを摂取することができる菓子類も多く販売されています。

・パウダータイプ
→飲み物や料理に溶かしてエネルギーや栄養素を補うことができます。食事の味をほとんど変えずに栄養を補うことができるため、介護施設や医療機関でも使用されています。

栄養補助食品の種類や特徴:まとめ

高齢者は加齢に伴う機能の低下や生活習慣などから低栄養となるリスクがあり、低栄養状態にならないようバランスの良い食事を摂ることが大切です。介護者は食事が十分に摂れているかどうか観察し、食べられない場合にはその原因は何かを探り、栄養が過不足とならないよう献立を考える必要があります。介護負担を軽減するためにも栄養補助食品を付加したり、栄養バランスが配慮された宅配弁当を上手に取り入れることがおすすめです。

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