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うなぎを食べて冬の寒さに負けない!その効果とは

うなぎを食べて冬の寒さに負けない!その効果とは

うなぎと言えば、夏のさなかの土用の丑の日。他の季節にも頻繁に召し上がる方という方はそれほどいらっしゃらないのではないでしょうか?ですが、実はうなぎの旬は秋から冬だということをご存じでしょうか?冬眠を控え、脂が乗ったうなぎはとてもおいしく、寒さで体力が落ちがちな私たちの身体に必要な栄養素を多く含んでいます。今回はうなぎをおいしく頂き、冬を元気に乗り切るメニューをご紹介します。

日本人とうなぎの深い関係

なぜ土曜の丑の日にうなぎを食べるようになったのか?

夏の土用の丑の日、スーパーマーケットにいくと、大きなのぼりと共に店員さんの威勢の良い声でうなぎが売られていますね。土用の丑の日とうなぎの関係、ご存じでしょうか?いったいいつから私たち日本人は、丑の日にうなぎを選んで食べるようになったのでしょう。
時は江戸時代、当時、夏になると人々の食欲が落ち、鰻はあまり売れないものだったと言います。そこで困った鰻屋の店主は、医師であり発明家であった平賀源内に、どうしたものかと相談しました。

そのとき平賀源内が思いついた、今で言うところのキャッチコピーが「土用の丑の日、うなぎの日」というものでした。この言葉を紙に書いて店頭に貼りだしたところ、新しいもの好きな人々の目にとまり、瞬く間に民衆の心をつかみ、店は大繁盛。この習慣はあっという間に広まったということです。

うなぎの栄養価とは?

このようにして広まっていった土用の丑の日の習慣ですが、実際のところ栄養価がどうなのか気になりますね。現代の栄養学を持ってしても、うなぎはとても栄養価が高く、うなぎを食べると夏バテ解消の効果があることが確認されています。実際どのような栄養が含まれているのかを確認していきましょう。

栄養素 うなぎ蒲焼100g中の含有量 代表的な効能
ビタミンA 1500μgRAE 皮膚や粘膜、目の潤いを保ち、皮膚を健やかに保つ働き、抵抗力を高める働きなどがあります。
ビタミンB1 0.75mg 炭水化物の代謝を高め、疲労回復や肥満予防にも効果があります。
ビタミンB2 0.74mg 脂質、等質、タンパク質のエネルギー代謝を支える大切なビタミンで、ビタミンAとともに皮膚や粘膜を健やかに保つ働きがあります。
ビタミンE 4.9mg 抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化が原因の老化や動脈硬化などの生活習慣病を予防する働きがあります
0.8mg 体内に含まれる鉄のうち、約70%が血液中に、残り約30%が肝臓に含まれています。血液中に含まれるものはヘモグロビンの成分で、呼吸により取り込まれた酸素を全身に運ぶ役割をしています。
亜鉛 2.7mg 味覚を正常に保ち、皮膚や粘膜を健やかに保つ働きがあります。また、細胞の正常な代謝を担う役割があります。
DHA /EPA 1300mg(DHA)/
750mg(EPA)
[※1]
脳を構成する成分の一つで、記憶力や集中力の維持、中性脂肪の排泄を促し、血液をサラサラにするほか、アレルギーの改善、予防に効果があります。
コラーゲン 5530mg[※2] 骨や皮膚を構成するたんぱく質の一つで、骨粗鬆症予防、皮膚を健やかに保つ働きがあります。私たちの体内に存在するたんぱく質の約30%を占めています。

参考資料:日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
[※1]食品成分データベースよりhttps://fooddb.mext.go.jp/result/result_top.pl?USER_ID=11789
[※2]『0代から50代日本人女性における食事由来コラーゲン推定摂取量の特徴』より

栄養バランスを整えるために

うなぎはとても栄養価の高い食品ということがわかりました。特に冬の肌荒れなどに効果があるビタミンAやB群、E、コラーゲンが多いのはうれしいですね。
しかし、残念ながら完全食品ではなく、食物繊維及びビタミンCは含んでいないのです。
うなぎに含まれる多くの栄養素を生かすためにも、バランスよく多くの食材を合わせてとりたいものですね。

たとえば昼食にうなぎを利用したメニューを食べたとき、夕食はバランスよく野菜や肉類、炭水化物類を食べると、その相互効果で吸収もよくなります。とはいえバランス良いメニューを日々作るのは難しい、という場合には、配食のふれ愛のお弁当を利用してみてはいかがでしょうか?

配食のふれ愛のお弁当は、栄養学のプロである管理栄養士がこだわりをもって選んだ材料を利用して作る、栄養バランスに優れたお弁当です。
咀嚼や嚥下に不安がある方にも嬉しいきざみ食やきざみ食のとろみつき、やわらか食やムース食、また、持病により食事制限がある方にも選びやすいたんぱく調整食やカロリー調整食も用意されています。
今なら無料試食キャンペーンを実施中です。この機会にぜひお試しくださいね。

冬にも食べたい!食べやすい鰻料理

うなぎのかば焼きを家庭でふっくらと仕上げるために

スーパーマーケットで購入してきたうなぎは、冷蔵庫で冷えて固くなっていることが多いですね。高齢者様にはせっかくのうなぎも少し食べにくいこともあるかと思います。
まずは、かば焼きのうなぎをふっくらと香ばしく焼き戻す方法をご紹介します。

【材料】
うなぎ蒲焼き   1本
添付のたれ    1個
酒        大さじ1
サラダオイル   適宜

【作り方】
1、アルミホイルをうなぎの長さよりも一回り長く切り、サラダオイルを塗っておく。
2、うなぎは、付いているたれを流水でしっかりと洗い流し、水気を拭き取り、アルミホイルに乗せて酒をふりかける。
3、5分ほどおいて酒をなじませてから、アルミホイルごとフライパンに乗せ、蓋をして5分程度弱めの中火で蒸し焼きにする。
4、刷毛やスプーンなどを使用し、添付のたれを塗る。

※このように蒸し焼きにしたものは身がとても柔らかく仕上がっています。とりだす際は身が崩れやすいので、フライ返しなどを利用してそっと移してくださいね。

h3>うなぎの柳川風お好み焼き

本来「柳川」とは、笹がきにしたごぼうの上に背びらきにしたドジョウを並べて炊き、卵でとじた鍋を言います。
今回は笹がきごぼうとうなぎのかば焼きを利用してお好み焼きに仕上げました。お好みで山椒とかば焼きのタレを添えてお召し上がりください。

ごぼうにはコレステロールの抑制と排泄、熱を持った腫れを鎮める効果があります。
春のはじめには柔らかい新ごぼうがありますが、手に入らない季節には細か目の笹がきにして、下茹でしてから使うとよいですよ。

【材料】  2人分
うなぎ かば焼き  6cm分
ごぼう       20cm分
お好み焼き粉    100g
水         適宜
(使用する水の量はメーカーにより違います。裏面の表示を参考に加減して下さい)
サラダオイル    大さじ1
かば焼きのタレ・粉山椒  各適宜

【作り方】
1、ごぼうは笹がきにし、酢水(分量外)にさっとくぐらせてアクを取る
2、うなぎはついているたれを洗い流し、縦半分に切り、1cm幅に切り揃える。
3、お好み焼き粉を水で溶き、ごぼうの笹がきを加えよく混ぜる。ついで(2)のうなぎを加え、うなぎがつぶれないようにさっくりと混ぜる。
4、フライパンにサラダオイルを熱し、(3)を焼く。
5、器に盛り、粉山椒、かば焼きのたれを添える。

うぞうすい

京都七条の老舗料理屋、わらじやでは、白焼きのうなぎを使ったうなぎ入りの雑炊が有名です。
400年続く老舗の味を家庭でそっくりに作るのは難しいですが、出汁を利かせて作ると、とてもおいしい雑炊を作ることができます。寒いさなかには、体もよく温まってよいですね。

【材料】  2人分
うなぎ    1/2匹
ごはん    1膳
出汁     300cc
かつお節   10g
しょうゆ   小さじ1
みりん    小さじ1
卵      1個
三つ葉    1束

【作り方】
1、うなぎはたれを洗い流し、一口大に切る。かつお節をお茶用のパックに入れておく。
2、ごはんはざるにいれ、水で洗ってぬめりを取っておく。
3、鍋に出汁を温め、(2)のごはんを入れて煮る。
4、卵を溶きほぐし、三つ葉は小口に切っておく。
5、再度沸騰したら、うなぎ、(1)のかつおぶしを入れ、2~3分煮てかつお節の出汁をとる。
6、(4)のかつおパックを取り除き、しょうゆ、みりんで味を整え、(4)の卵を回し入れ、蓋をして火を止め、2~3分蒸らす。
7、卵が半熟に固まれば(4)の器に盛り、三つ葉を散らす。

うなぎ入り里芋饅頭

里芋には粘り成分、ムチンや食物繊維が多く含まれ、胃腸の働きを整え、下痢や便秘の解消、消化の促進に役立ちます。また、高血圧の予防にも効果があるといわれています。
生の里芋を調理すると手がかゆくなる方もいらっしゃると思いますが、今回は里芋を電子レンジで加熱して、痒みが出ないような調理法を選びました。

【材料】  2人分
里芋    200g
 (皮つき)
塩     ひとつまみ
しんびき粉 またはぶぶあられ  適宜
うなぎ かば焼き  5cm程度の切り身1切れ
揚げ油   適宜

【作り方】
1、里芋は皮を洗って土を落とす。
2、耐熱性の皿に入れ、ラップをして電子レンジ600Wで5分程度加熱する。
※使用する里芋のサイズにより、加熱時間が変わります。竹ぐしをさしてみて、中心まですっと通るようになるまで加熱してください。
3、里芋が柔らかくなったら取り出し、キッチンペーパーなどで皮をむく。(とても熱いので注意してください)ボールに入れてすりこぎで潰す。
4、うなぎはたれを洗い落し、4等分に切っておく。
5、(3)の里芋を4等分し、ラップに厚さ1cm程度の円盤状に広げ、中央にうなぎを一切れのせて丸める。
6、バットにしんびき粉、またはぶぶあられを広げ、(5)の里芋饅頭のラップをはがして乗せ、全体にまぶしつける。(しんびき粉が手に入らなければパン粉やゴマなどを利用してください。)
7、鍋に揚げ油を熱し、(6)の里芋饅頭をさっと揚げる。
8、器に盛り、好みで菊の花、ゆずの皮などをあしらう。

うなぎと長いもの焼き春巻き

うなぎと同様に、滋養強壮効果のある長いもを、一緒に春巻きにしましたうなぎの柔らかさ、春巻きの皮のパリパリ感、長いものシャキシャキ感と、いろいろ楽しめておいしいメニューです。
今回はカロリーを控えるために焼いて仕上げましたが、もちろん油で揚げていただいても大丈夫です。お好みの方法で仕上げてくださいね

【材料】  2人分
うなぎ 蒲焼き  1/2匹
長いも      10cm分
春巻きの皮    8枚
大葉       8枚
かば焼きのタレ  適宜

【作り方】
1、うなぎはたれを洗い流し、細長く8つに切り分け、キッチンペーパーで水分をふき取っておく。
2、長いもは皮をむき、拍子木切り(1cm厚の棒状)に切り、さっと酢水をくぐらせてキッチンペーパーで水分を吹きっとっておく。
3、春巻きの皮の中央、少し手前よりに大葉を1枚敷き、うなぎ、長いもを1/8ずつ乗せて巻く。
4、オーブントースターのまたは魚焼きグリルで、春巻きの皮がパリっとするまで焼く。
5、器に盛り、表面に刷毛でかば焼きのタレを塗る。

咀嚼・嚥下に不安がある場合
1、長いもは皮をむき、さいの目に切ってから耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ600Wで3分程度、柔らかくなるまで加熱する。
2、(1)の長いもをつぶし、必要に応じて出汁や豆乳などでのばす。
3、塩、こしょうで味を整え、小さく切るか包丁で叩いたうなぎを乗せ、たれを塗る。

うなぎの効果まとめ

海で生まれて川を上り、また海に帰って産卵するうなぎ。詳しい生態については未解明な部分もあるミステリアスな魚です。が、小さな体でかなりの距離を移動するのですから、栄養価が高くスタミナがあるのもうなずけますね。

暑い夏を乗り切るためだけではなく、寒い冬を元気にやり過ごすためにも、うなぎの持つパワーをいただきたいものです。
昨今、資源の減少により価格が高騰しているうなぎですが、今回は少しずつ使って作れるメニューを選んでご紹介しました。1尾購入したら切りわけてラップに包み、冷凍しておくことができますので、いろいろな料理に少しずつ利用して召し上がってくださいね。

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