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吐き気がして食べられない!おすすめ食事摂取方法!

作成日:2019年4月10日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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吐き気がして食べられない!おすすめ食事摂取方法!

吐き気は健康な状態でも起こり得る症状です。吐き気、嘔吐が続くと食事が十分に摂れず、脱水や栄養不足となる可能性があります。ここでは、吐き気の原因や食欲低下がある場合の食事摂取方法について解説していきます。

吐き気の原因は?

吐き気は、脳の中にある「嘔吐中枢」という部分が刺激されることによって起こります。嘔吐中枢が刺激される原因は様々あり、食べすぎやお酒の飲みすぎ、風邪などによる胃腸障害や乗り物酔い、便秘などがあります。
また、病気が原因で起こる吐き気もあります。激しい頭痛を伴う場合は脳の病気、めまいを伴う場合は耳の病気、激しい腹痛を伴う場合は胆のう炎や食中毒などが考えられるため、我慢せず早めに医師による診察を受けましょう。

ウイルス性・細菌性胃腸炎の場合には吐き気とともに下痢や発熱を伴うこともあります。
高齢者の場合、嘔吐や下痢により脱水状態になりやすいです。命に関わることもあるため、早期に受診をしたり、集団感染を防ぐために適切な感染予防対策を行うことが大切です。

薬の副作用で吐き気が起こることもあります。抗がん剤治療や放射線治療を受けて吐き気がみられる場合には医師に相談しましょう。吐き気止めや不安を和らげる薬などで症状を軽くすることができます。
特に思い当たる病気や薬の内服歴が無く吐き気が続く場合には、胃腸の機能が弱っている可能性があります。胃腸の機能が弱っている場合には、胃薬の服用や日常生活の工夫、食事の摂り方の工夫をすることで弱った胃腸をサポートすることができます。

突然起こる吐き気・嘔吐の原因となる病気

・急性胃腸炎
→下痢・腹痛を伴うことが多いです。

・急性胆のう炎/胆石発作
→右上腹部の鈍痛や背部痛を伴うことが多いです。

・急性虫垂炎(盲腸)
→右下腹部の違和感や痛みを伴うことが多いです。

・腸閉塞
→過去にお腹の手術をしたことがある人がなりやすく、便秘やお腹の張りを伴うことが多い

・脳や神経の病気
→頭痛や呂律が回らなくなったり、麻痺が出る場合もあります。

・糖尿病性ケトアシドーシス
→糖尿病でインスリンが不足して糖が代謝できず血液が酸性に傾いた状態です。高血糖、意識障害を伴うこともあります。

長く続く吐き気・嘔吐の原因となる病気

・胃潰瘍/十二指腸潰瘍
→胃もたれ、みぞおちあたりの痛みを伴うことが多いです。

・胃がん
→吐き気のほかに胃痛や胸やけ、食欲低下が自覚症状として現れることがあります。

・耳の病気
→吐き気が症状として現れる代表的な病気としてメニエール病や良性発作性頭位めまい症があり、めまいを伴います。

・うつ病
→気分が落ち込んだり気力が出ない状態で、高齢者がかかる老人性うつでは身体の不調が症状として現れる場合があります。

嘔吐してしまったときはどうする?

吐物を誤嚥してしまう可能性があるため、嘔吐するときは身体を起こしたり、顔を横に向けましょう。吐物を処理する人はマスク、手袋を装着し吐物に直接触れないよう感染予防対策をして処理します。

うがいをする
冷たい水でうがいをして嘔吐後の不快感を減らします。

落ち着くまで安静に過ごす
楽な姿勢で吐き気が治まるまで安静に過ごしましょう。消化管が過敏になっている状態であるため、無理に食べると症状が長引くことがあります。嘔吐した後は1~2時間経ってから食事を摂るようにしましょう。

水分補給をこまめに行う
嘔吐で失った水分や電解質を補給するため、経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。

~経口補水液の作り方~
嘔吐後の水分補給に適している経口補水液を簡単に作れる方法を紹介します。

材料
・人肌くらいに冷ましたお湯1ℓ
・砂糖40g(大さじ4と1/2杯)
・食塩3g(小さじ1/2杯)

3つの材料をよく混ぜて作ります。レモンなどの果汁を少量加えると飲みやすくなります。

日常生活での注意点は?

吐き気の原因によっては日常生活の工夫で軽減できる場合があります。

においの強いものはそばに置かない

食べ物や芳香剤、化粧品のにおいによって吐き気が起こることがあります。においの強いものはそばに置かない、近づかないようにしましょう。

ゆったりとした服装をする

衣服により身体が締め付けられると、吐き気が起こりやすいため、おなか周りがゆったりとした服を着ると良いでしょう。

楽な姿勢をとる

クッションなどを使って身体を起こし、楽な姿勢をとると吐き気が軽減する場合があります。首が後屈していると食べたものや吐いたものを誤嚥しやすいため、自力またはクッションを使って首が前傾気味になるようにします。

口の中を清潔に保つ

うがいや歯磨きが有効です。吐き気がひどいときは、少量の冷水を口に含んでうがいをしましょう。

便秘を解消する

腸内に便が貯まると腸全体の動きが悪くなります。腸の動きが悪くなると消化管に消化液が貯留しやすくなるため、吐き気が起こることがあります。身体を動かしたり、水分を多めに摂ったり、下剤の使用を検討するなどして便秘を解消しましょう。

食事の工夫方法は?

食事が摂れないと体力の低下や栄養不足となってしまうため、食べられるときに食べられるものを少量ずつ摂るようにしましょう。

食事前にうがいをする

食事の前に氷水やレモン水、お茶などで口をすすいでおきましょう。

消化の良いものを食べる

炭水化物は消化が早いため、ごはんやパン、麺類がおすすめです。消化に時間がかかると胃内に食べたものが貯留している時間が長くなり、吐き気が起こりやすいため、食物繊維が多い根菜や豆類、脂肪分の多い肉や揚げ物は避けたほうが良いでしょう。

<消化に良い食品・悪い食品>

消化 もっとも良い 非常に良い 良い ふつう 悪い
重湯、くず湯 裏ごしたおかゆ おかゆ 米飯 赤飯、すし、玄米
パン 小麦粉を煮たもの パンがゆ オートミール、クラッカー トースト 菓子パン
煮込みうどん うどん、スパゲティ、マカロニ そば、ラーメン
みそ汁のうわずみ みそ汁(具無し) クリームスープ、みそ汁
とりスープ 裏ごしたささみ ひき肉 脂肪の少ない肉(ヒレ肉、鶏肉) 脂肪の多い肉(豚肉、牛肉)
加工肉(ベ ーコン、ソーセージ)
白身魚のスープ 白身魚のすり流し 白身魚、はんぺん 脂肪の少ない魚(かれい、たい、あじ、ひらめ、すずき) 脂肪の多い魚(さば、いわしマグロ、さんま、うなぎ)

乳製品
牛乳、クリーム チーズ ラード、牛脂
豆乳 裏ごした煮豆 納豆、豆腐、煮豆 あずき、大豆
野菜 野菜スープ 裏ごした野菜 軟らかく煮た野菜(かぶ、にんじん、大根、ほうれん草、カリフラワー、キャベツ) 生野菜 繊維の多い野菜(ふき、たけのこ、ごぼう、れんこん)
香りの強い野菜(うど、せり、セロリ、にら、みょうが)
果物 裏ごした果物 果汁、バナナ、果物の缶詰、おろしりんご みかん、りんご、トマト、煮た果物 梨、イチゴ、いちじく、レーズン、干し柿
菓子 アイスクリーム、プリン、ゼリー、ヨーグルト ビスケット、カステラ ドーナツ、ケーキ、かりんとう、せんべい
消化 もっとも良い 非常に良い 良い ふつう 悪い

参考:東邦大学医療センター 下痢・嘔吐があるときの食事
https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/ped/links/tjoimi0000000apr-att/tjoimi0000000asq.pdf

よく噛んでゆっくり食べる

よく噛むことで胃腸の負担を減らし、消化の助けになります。

自分の好みに合わせて味付けは濃いめにする

薄味だとにおいを感じやすくなるためです。

においが強い食品は避ける

納豆、にんにく、にら、ねぎ、玉ねぎなどにおいが強い食品は避けましょう。炊きたてのごはんのにおいで吐き気を感じる場合には、冷凍したご飯を電子レンジで温めることでにおいを少なくすることができます。

冷ましてから食べる

温かいものはにおいを感じやすくなります。湯気が出ない温度まで冷ましてから食べましょう。

冷たく、口当たりが良く、飲み込みやすいものを食べる

茶碗蒸し、冷麦、卵豆腐、冷奴、ヨーグルト、プリンなどは食欲がないときでも食べやすい食品です。ジュースを凍らせておき、シャーベットにするのもおすすめです。

盛り付けは小盛りにする

盛り付ける量が多いと心理的プレッシャーが増してしまうこともあります。また、食事量が多くなるほど胃腸への負担が増すため、調子が良くないときは量は控えめに調整します。

栄養補助食品を利用する

栄養補助食品を利用することで、エネルギー量や栄養素を補うことができます。栄養補助食品にはペースト状のものやゼリー、ドリンクなどがあり、調子に合わせ摂取しやすい形態を選びましょう。

食後は座って安静にする

寝転がると食べたものが逆流しやすいため、食後は身体を起こした状態でゆったり過ごしましょう。

吐き気の原因と対策まとめ

吐き気があるときは無理に食べようとはせず、食べられるときに食べるようにしましょう。食べられるときは、冷たく口当たりのよいものや消化によいものを摂るのがおすすめです。また、栄養補助食品をうまく使うことで体力の低下や栄養不足を防ぐことができます。

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