ご希望のお弁当/食材の種類から探す

栄養バランスなどに配慮した美味しいお弁当

お弁当・高齢者
お問い合わせ 9:00 - 18:00(月~土)
0120-028-546
冷凍弁当はこちら
【毎月更新!】コラム 最新記事一覧へ戻る

日常生活での吐き気の原因と対処方法

作成日:2019年10月16日

こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
栄養バランスのよい食事をとりたい方へ、お弁当の無料試食はこちらから!

日常生活での吐き気の原因と対処方法

吐き気がおこる原因はいろいろあります。食べ過ぎや、感染性の胃腸炎などが原因の吐き気は、誰にでもおこる可能性がありますが、脳や中枢神経系の病気や全身性の疾患が隠れていることもあります。吐き気の起こる原因と適切な対処方法について知っておきましょう。

吐き気と嘔吐の関係

吐き気と嘔吐は一連の症状としてあらわれることも多いのですが、嘔吐はなく、症状が吐き気だけのこともあれば、吐き気を伴わずに胃の内容物を嘔吐するような、アカラシアやツェンカー憩室といった疾患もあります。

吐き気とは

吐き気とは、胃の内容物が押し上げられてくるような、嘔吐しそうな不快感のことを指します。悪心(おしん)ともいいます。脳の嘔吐反射中枢が刺激されると吐き気がおこりますが、その原因はさまざまです。吐き気は短時間で消失することもあれば、長期間に渡って継続することもあります。

嘔吐とは

嘔吐とは、胃が強く収縮することで胃の内容物が押し上げられて口から出ることをいいます。嘔吐することで吐き気が治まることはよくありますが、嘔吐を伴わない吐き気もあります。

すぐに受診すべきかどうか

吐き気や嘔吐には深刻な疾患が隠れている場合もあります。症状に応じて、様子をみていい場合と、すぐに受診が必要な場合があります。すぐに受診が必要かどうかの目安としては、吐き気や嘔吐の他に症状があるかどうか、水分が摂れるかどうか、ぐったりしていないか、などがあります。

次のような症状がある場合は、夜間・休日を問わず、早期に受診をしましょう。
・激しい嘔吐が続き、水分を摂ることができない。
・吐いたものに血液が混じっている。
・強い腹痛、頭痛、マヒやしびれなどの症状がある。
・ぐったりとしている、意識が朦朧としている。

吐き気の原因と対処方法:日常生活

吐き気は、深刻な病気の症状としてあらわれるだけではなく、日常生活の中にも原因があります。吐き気の原因によって対処の方法が異なることがあります。

食べすぎ

胃の働きを超える暴飲暴食によって胃に負担がかかると、吐き気をおこすことがあります。脂っこい食事、ニンニクや香辛料が多く使われている食事、消化が悪い食品を食べ過ぎたときなどにも吐き気がおこることがあります。

予防するには、腹八分で食べるようにすることが最も大切です。食事の時間はゆったりと、よく噛んで食べることを意識しましょう。お腹が空いているときには、つい食べるスピードが速くなっていることがあります。よく噛んでいなかったり、自分でも気づかないうちに食べ過ぎていることがあるため、吐き気がおこりやすいといえます。

食べ過ぎて吐き気がおきたときには衣服を緩め、安楽な姿勢で休みましょう。吐き気が落ち着いてきたら散歩などで少し体を動かすと、消化が促進されて回復することがあります。

アルコールの飲みすぎ

多量にアルコールを飲んだり、空腹でアルコールを飲んだ時、またはその翌日に吐き気をおこすことがあります。摂取したアルコールは、胃から20%、小腸で80%が吸収されたあと、血液によって肝臓に運ばれます。肝臓でアルコールが分解されると、アセトアルデヒドという物質ができますが、これが吐き気を引きおこす原因となる有害物質です。アセトアルデヒドはさらにアセテート(酢酸)に分解されて呼気や尿中に排泄されますが、アルコールを飲みすぎると、肝臓がアセトアルデヒドを処理しきれなくなり、血液中のアセトアルデヒド濃度が高まることで、吐き気や嘔吐を引きおこします。

予防するにはアルコールを飲みすぎないことが第一ですが、アルコールを分解する能力には個人差が大きく、アルコールの適量は人によって異なります。自分にとっての適量を知ることが大切といえます。

アルコールを飲むときには空腹時は避け、乳製品やたんぱく質を含む食品を食べながら飲みましょう。アルコールだけを飲み続けるのではなく、水やお茶を飲みながらアルコールを飲んだり、アルコールの間にソフトドリンクを挟むのもアルコールの飲み過ぎを防ぎ、肝臓や胃の負担を軽減する良い方法です。

日本では昔から、飲みすぎた時にはシジミ汁がよいといわれていますが、シジミに含まれるオルニチンは肝臓の働きを助けます。アルコールを飲む前や、飲んでいる途中でも、シジミ汁を飲んでおくと、吐き気を予防する効果が期待できます。

オルニチンの他にも、肝臓の働きを助ける効果のある栄養素を含んだサプリメントやドリンク剤が数多く販売されています。コンビニなどでも手軽に購入できますが、効き目には個人差や、商品による違いも大きいようです。

アルコールを飲んでいるときに吐き気を感じたら、その時点ですぐに飲むのをやめましょう。嘔吐や他の症状がなければ、水やスポーツドリンクなどで水分を少しずつ摂り、ゆっくり休めばほとんどの場合で吐き気は消失します。しかし嘔吐があり、声をかけた時に受け答えがはっきりしないような場合には、嘔吐したものが逆流してのどに詰まると、窒息してしまう可能性があります。横向きに寝かせ、あごを引いて顔が上を向かないように体勢を整えましょう。誰かがそばについていた方が安心です。声をかけても反応がなかったり、大量に嘔吐した場合、全身が冷たくなっているような場合は、急性アルコール中毒が疑われますので、救急車を呼びましょう。

ストレス

過剰なストレスが原因となって自律神経のバランスが崩れると吐き気がおきることがあります。原因となるストレスは人それぞれに異なっていて、仕事や人間関係などの精神的なストレスだけではなく、音や光、気温や気圧などの環境的なストレスも原因となることがあります。また慢性的な睡眠不足や不規則な生活、不規則な食生活でも自律神経のバランスが乱れ、吐き気がおきることがあります。

原因となるストレスを取り除くことができれば、吐き気は改善されると考えられますが、原因となるストレスを完全に除去することは困難なケースも少なくありません。精神的ストレスが原因の場合は、趣味やスポーツなどで気分転換をしたり、信頼できる人に話すことや、気持ちを紙に書きだすことも有効です。規則的な生活を心がけ、十分な睡眠と休息を摂りましょう。

吐き気が継続する場合は内科や消化器科、心療内科などを受診し、相談してみましょう。

その他

その他にも次のようなときに吐き気がおこることがあります。

・乗り物酔い
電車や車、船などの乗り物に乗っているときに吐き気をおこすことがあります。人は耳の奥にある内耳という器官で体の平衡を保っていますが、乗り物の揺れやスピードの変化が異常な刺激として脳に伝えられることで自律神経の働きが乱れて吐き気がおこります。他にも目から見える景色の動きと体が感じる揺れのずれや、ガソリンや乗り物の特有のにおいも乗り物酔いの原因となることがあります。

苦手な乗り物に乗る前日は、十分な睡眠をとっておきましょう。乗り物に乗るときは、満腹でも空腹でも吐き気がおきやすくなります。乗り物の中では本を読んだり、ゲームをすることはやめましょう。進行方向か、遠くのゆっくりと動く景色を見ていると酔いにくいといわれます。

市販の酔い止めの薬も効果が期待できます。薬効はもちろんですが、薬を飲んだ安心感を得られ、乗り物に乗る苦痛が軽減します。

小学生くらいの子どもの方が乗り物に酔いやすく、成長に伴って軽減するといわれていますが、大人になってから急に乗り物に酔いやすくなった場合は、耳や脳の疾患が原因のことがあるため医療機関を受診しましょう。

エスエス製薬のホームページで、乗り物酔いの予防方法が詳しく紹介されています。ご参考ください。
https://www.ssp.co.jp/aneron/prevention/

・妊娠
妊娠の初期におこる吐き気の症状を、一般的に「つわり」と呼びます。つわりの原因はまだはっきりと解明されていませんが、妊娠中に大きく変化するホルモンがかかわっているといわれています。つわりの症状には個人差が大きく、ほとんど気にならない人もいれば、食事が摂れなくなってしまうほど、強い吐き気がおこる人もいます。

つわりがおきる状況にも個人差があり、空腹になると吐き気がおこる人や、特定の食べ物のにおいで吐き気がおこるようなこともあります。通常、妊娠中期には吐き気は治まることが多いため、大きな体重の減少がなければ、吐き気のないときに食べやすいものを食べて様子をみます。吐き気が強くて食事が摂れないような場合には、制吐剤(吐き気止め)が処方されることもあります。

妊娠中の吐き気はつわりの他にも、まれに妊産婦用のサプリメントや他の病気が原因となっている場合もあるので、気になる場合はかかりつけの産科医に相談しましょう。

・におい
においが原因で吐き気がおこることがあります。たばこのにおいや塗装材に含まれるシンナーのにおい、除光液などの有機溶剤などの不快なにおいが吐き気の原因となることがあります。しかし原因となるにおいは必ずしも悪臭とは限らず、洗濯洗剤や柔軟剤、シャンプーや整髪料、制汗剤などの人工的な強い香りによって吐き気がおこることもあります。これは香りに含まれる化学物質が原因の化学物質過敏症の一種で、重症な場合では外出ができなくなることもあります。近年では「香害」と呼ばれて、社会問題ともなっています。

・薬の副作用
疾患の治療として使用する薬の副作用として吐き気があります。抗がん剤の副作用として吐き気があることはよく知られていますが、他にもモルヒネなどの医療用麻酔薬や心不全の治療薬のジキタリス製剤、気管支拡張剤のテオフィリン、貧血治療の造血剤や抗生物質などでも吐き気がおきることがあります。

薬の副作用の有無や程度は個人差が大きいため、初めて飲む薬や飲み慣れない薬については、誰でも注意が必要です。医療機関での処方薬だけではなく、市販薬でも副作用として吐き気や嘔吐が示されているものは多くあります。薬の説明書は必ず読み、薬を中止するまでは捨てずにとっておきましょう。市販薬を服用後に吐き気がおきた時は、服用を中止して医療機関を受診しましょう。

吐き気があるときの対処方法

軽度の吐き気や、吐き気の原因がわかているときの一般的な対処方法です。

食事

吐き気があって食欲がないときには、無理して食べる必要はありません。食事は大切ですが、「食べなくちゃ」と神経質にならず、食べられるときに食べやすいものを少量ずつ食べましょう。1日3食と決めず、吐き気が落ち着いているときに食べられるように、おにぎりやパンなどを常備しておくとよいでしょう。また食事が十分に摂れない時にも、水分補給はしっかりしましょう。冷水や冷茶、スポーツドリンクや経口補水液など、飲みやすいものを常備して少しずつ飲むようにしましょう。吐き気が治まっているときでも、胃の中にまとまった量の液体が入ることで吐き気がおこることがあります。ゴクゴク飲まずに、数口ずつを頻回に飲む方が吐き気はおこりにくいといえます。

吐き気の原因によっても異なりますが、牛乳や乳製品、果物や果汁、脂質やたんぱく質を多く含む食品(脂ののった肉や魚、揚げ物料理、一部の栄養補助食品など)は、吐き気をおこしやすいことがあります。

また、においの強いものは吐き気をおこしやすいので、においの強い食材は避けてシンプルな調理方法を選びましょう。市販品や冷凍食材、電子レンジ調理を上手に活用すると、調理にかける時間を短縮することができます。温かいものはにおいが湯気にのって立ち上りやすいので、冷めた物や冷たいものの方が食べやすいこともあります。

吐き気のある時に食事の準備をするのはつらいものです。無理せず、周囲に協力をお願いすることも大切です。

【配食のふれ愛】では、栄養バランスの良いメニューをご提供しています。食事の準備がつらいときには、自宅に届くお弁当はとても便利です。ただいま無料試食キャンペーン中です。ぜひご利用ください。
https://www.h-fureai.com/trial/

吐き気があるときに食べやすい食品例

主食主菜
ごはん、お粥、パン
うどん、そうめん
うどんやそうめんはやわらかめに茹でる。
パンはバターの多いクロワッサンやデニッシュは避ける。
脂肪の少ない肉・魚
卵、豆腐
油を使う調理方法は避けて、焼く、蒸す、茹でるなどの調理方法にする。
副食その他
にんじん、大根、かぶ、キャベツ、白菜、ほうれん草の葉先、じゃがいも、かぼちゃ、など不溶性食物繊維の少ない野菜。ゴボウ、セロリ、ニラなどの繊維質の野菜は避ける。リンゴ、バナナ、牛乳、
ヨーグルト
吐き気の原因によっては、柑橘類や乳製品は吐き気がおきやすいことがある。

姿勢

仰向けで横になっていると吐き気が増すことがあります。横向き(側臥位)で膝を曲げ、体を丸めた姿勢が、筋肉の緊張がほぐれて安楽な姿勢といわれます。枕やクッションをあてて、上半身は少し高くしておく方が楽なこともあります。

締め付けのない服装で、布団などの掛け物は、重くないものを使用しましょう。

口腔ケア

吐き気があるときは、口の中に不快なにおいや、苦いような味を感じることがあります。水でブクブクうがいをしたり、洗口液でうがいをするとすっきりすることがあります。吐き気が落ち着いているときには歯みがきをするようにしましょう。歯ブラシの刺激や歯みがき粉の香りで吐き気がおこることもあるので、無理のないときに行うようにしましょう。

吐き気の原因と対策まとめ

食べすぎ、飲みすぎによる吐き気は、十分に予防が可能です。食事もアルコールも、自分の適量を知っておきましょう。原因がよくわからない吐き気が続く場合は、消化器官や脳、神経系の病気が原因のこともありますので、医療機関を受診しましょう。

関連記事

記事一覧へ戻る>